もともとは宮中清涼殿東庭に、青竹などを組んで3本建てたものを「左義長」といい、門松や書初めなどを焼く宮中行事であったものが、民間にも広まったようです。
いろいろの呼び名があります。
どんど焼、さいと焼、さんくろう焼、ほちょじ、ほっけんぎょう、などなど。
太鼓の触れが回って、午前6時、火入れ式。
瞬く間に漆黒の闇を照らしつつ燃え上がり、炎は20メートルにも、・・・。
繭玉や餅を焼いて食べることで、無病息災を祈ります。
テントのなかでは、婦人会の方々が前の晩から用意した甘酒、お汁粉、豚汁、そしてお神酒などが振舞われました。
東の空が青みがかってくる頃、上る炎の天空に、半月が輝いていました。
そして上州は、本格的な寒の季節に入り、上越国境に大雪を降らせた、その冷たい風が、上州名物、「空っ風」となって吹き荒れます。
この寒さに耐えた畑の麦が、日本一の「上州うどん」を育む、これがこの空っ風でもあります。