「後期高齢者医療制度」のからくり(12)
医療費削減の大競争時代の始まり!
「広域連合」って、どう考えても存在意義や正当性が分かりません。ただ、地方への権限移譲で、大変な権限を手にしたことだけは確かなようです。
権限の移譲、すなわち、広域連合に「丸投げ」です。
この正体不明な「広域連合」という都道府県単位の自治体が、独自に保険料を決めて、増大する医療費に合わせて、保険料を勝手に、いくらでも値上げする巧妙な仕掛け・からくりが仕組まれていることが分かりました。
なにしろ、この4月から、全国47都道府県で「医療費適正化計画」の大競争が始まったのです。適正化計画とは、すなわち削減計画のことで、各自治体を競わせる政府の狙いが潜んでいたのです。
計画のあらましは、①平成18年度の医療費 ②このまま平成24年まで推移した場合の医療費 ③医療費削減目標を達成した場合の医療費 ④医療費適正化で得られた効果、すなわち、削減できた医療費の額。この医療費削減計画はすべて、厚労省医療費適正化対策推進室に監視されるのです。
調べてみたら、住んでいる自治体によって、とんでもない格差と不平等が生じる結果となりました。