新・臨床検査の光と影

人の命を測る臨床検査に光を!

医療と国民皆保険の崩壊

2008-09-18 10:58:32 | 医師不足の深層探究

     県立大野病院産科事件の波紋(6

       加藤克己医師、就職先決まる 

 無罪となった加藤医師に、処分を科し、休職扱いにした福島県当局は、復職の辞令をだしましたが、県職員を辞職しました。

 加藤医師の所属する福島県立医大産婦人科佐藤教授は、「県外の病院からも誘いがあったが、県内の産婦人科医不足の現状を踏まえ県内に残ってくれるだろう」と語っていましたが、新たな技術を学びたい、という意向もあって、子宮筋腫に対する集束超音波治療(FUS)の、数少ない実施施設である、会津中央病院に10月から勤務することになったようです。

 加藤医師は記者会見で「各学会、全国地区の医師会の先生方におかれましては、医療現場が大変な状況であるにもかかわらず、様々な形で応援していただきましたことに深く感謝申し上げます。また、インターネット等でご支援くださいました皆様、有難うございました。」とコメントをされました。

 無罪判決後、加藤医師は「地域医療を精一杯やりたい」と。