862話)果樹の植え替え

白登苗圃と隣接の果樹園ではたくさんの苗が育っています。ふつうなら万事休すのところですが、私たちにはこれから建設する緑の地球環境センターがあります。そのかんの直線距離は2㎞。くるまで運ぶとして片道10分もかかりません。それにしても、時間がありません。どの苗も芽が動きはじめてからの移植では、植え傷みし、活着率が下がります。白登苗圃の近くには重機が集結しつつある、という話もあります。どちらの点からみても、4月20日すぎが限界でしょう。

もし、ここにポプラの立ち木が残されていたら、こんなことはできなかったでしょう。長城山林場によって、あのとき伐り倒され、抜根されていたおかげで、スムースに作業がすすむのです。呪いのことばまで吐いたことを私は反省しました。

まず果樹園のアンズなどから移転させることにしました。その任務に最初についたのが、2011年4月に緑の地球ネットワークが派遣したワーキングツアーです。そしてそれが新しい緑の地球環境センターで最初におこなわれる植樹作業になりました。みなさん張り切ってくれたんですね。午前中250本、午後から150本、合計400本にもなったのです。ワーキングツアーの名に恥じない働きぶりでした。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 861話)大工業... 863話)乱暴で... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。