中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
381話)炭を焼く
くわしい事情はまたの機会に書くとして、大同で木炭と菌根菌の有効利用に本格的にとりくみたいと思っています。以前にも書きましたが、マツの育苗に菌根菌を活用して大きな成果をあげました。マツと共生する菌根菌として、アミタケ、チチアワタケ、ヌメリイグチなどのキノコがあります。そのような土壌微生物と木炭は相性がたいへんいいのです。
1990年代には大同県のシリコン精製工場で最終行程の還元剤として木炭をつかっており、工場のすみに炭焼き窯をつくって、炭を焼いていました。材料は小老樹といわれる水不足でいじけてしまったポプラ。私たちはそのクズをもらってきて、土壌改良や菌根菌の接種に利用していたのです。その工場はその後、閉鎖されてしまいました。
最近になって、剪定枝、枝打ち材、間伐材、ごみなど、木炭の材料が目につくようになりました。緑化をすすめた成果です。これらの材料を炭に焼いて、その炭を有効利用することにいたしました。
日本から環境林センターに持ち込んだ無煙炭化器。単純な構造ですけど、ものすごい勢いで火が燃え、煙がでません。そして、最後にかなりの量の炭ができます。これだと、誰でも失敗なく、炭を焼くことができます。関心のある人は、近くアップする私のもう1つのブログをみてください。
http://blogs.dion.ne.jp/koko_tayori/
1990年代には大同県のシリコン精製工場で最終行程の還元剤として木炭をつかっており、工場のすみに炭焼き窯をつくって、炭を焼いていました。材料は小老樹といわれる水不足でいじけてしまったポプラ。私たちはそのクズをもらってきて、土壌改良や菌根菌の接種に利用していたのです。その工場はその後、閉鎖されてしまいました。
最近になって、剪定枝、枝打ち材、間伐材、ごみなど、木炭の材料が目につくようになりました。緑化をすすめた成果です。これらの材料を炭に焼いて、その炭を有効利用することにいたしました。
日本から環境林センターに持ち込んだ無煙炭化器。単純な構造ですけど、ものすごい勢いで火が燃え、煙がでません。そして、最後にかなりの量の炭ができます。これだと、誰でも失敗なく、炭を焼くことができます。関心のある人は、近くアップする私のもう1つのブログをみてください。
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