172話)冷や汗の北京空港

 7月10日の便で北京に着き、空港近くのホテルで一泊。翌朝の飛行機で大同にきました。調査器具など日本から持ち込む荷物がけっこう多いので、最近は大同からくるまで迎えにきてもらうことが多いのですが、オリンピックを前にして、外地のくるまは北京市内にはいれません。しかたないから飛行機ですが、出発がなんと朝の7時10分。
 北京空港ではチェックインの締め切りが、出発時刻の45分前。国内線でですよ。5時半にホテルの送迎バスに乗り、5時40分にはカウンターに並びました。すごいですね、J1からJ34までのカウンター前に、それぞれ10人以上の列ができ、ごった返しています。こんな時間に!【写真】
 私の前に並んだ男がトラブったんですけど、それでも時間に多少の余裕があります。おなかがすいたところに、「味千ラーメン」の看板がみえたので飛び込みました。さいわい、そんなに混んでいないようだし。熊本から出発した日本のチェーン店なんだそう。
 野菜ラーメンを注文しました。注文のさいも、途中でも、「時間がないから」といって催促したのに、待っても、待っても、でてこない。25分も待って、限界だと考えて立ち上がろうとしたら、やっときた。となると、一口だけでも食べないわけにはいきません。それが二口になり、三口になり。半分以上を残して、搭乗口に急ぎました。
 中国のものはなぜこんなに大きいんでしょう。ターミナルビルが大きいということは、それだけ長く歩かないといけないということです。搭乗口がみえたところで、ファイナルコールがありました。
 今回は完全に満席です。私が乗ってすぐに飛行機は動き出し、定刻前に離陸しました。あぶない、あぶない。くるまが北京市内にはいれませんから、そのぶん、飛行機にまわっているよう。北京-大同便はこれまで週5便でしたけど、いまは毎日です。
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