中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
855話)立ち木がなくなり、更地に
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あれもやりたい、これもできる。新しい土地についてきたポプラの立ち木をみて、私たちは夢を膨らませたのです。ところが2010年12月に大同に行ってみると、なんと、立ち木はすべて伐られ、根っこまで掘り起こされていたのです。11月17日の20周年記念シンポジウムでは、そのようすを説明するのに、前中久行代表が呆然としている私の写真を出しました。お返しに、前中代表の写真をだします。
伐ったのは、前使用権者の長城山林場です。そして、その材を近くの村の人たちが持ち去ってしまったのです。土地は国有林場のものでも、そのうえの立ち木には自分たちにも権利があるといって。長城山林場は「どうせ伐って、根を抜かないといけないのだから、自分たちがやってやった」といったそうですが、ほんとうの理由はわかりません。経緯からいっても、彼らがそんなに親切であるはずがないのです。自分たちの管理が届かないところで、山火事が起こるのがこわかったのだ」という説もあったのですが、?
無断でこんなことをやって、私たちの計画を台無しにした、といって私は怒りくるっていたのですが、数か月あとには、そのおかげでほんとに助かった、と思わざるをえなかったのです。それについては、またの機会に。
伐ったのは、前使用権者の長城山林場です。そして、その材を近くの村の人たちが持ち去ってしまったのです。土地は国有林場のものでも、そのうえの立ち木には自分たちにも権利があるといって。長城山林場は「どうせ伐って、根を抜かないといけないのだから、自分たちがやってやった」といったそうですが、ほんとうの理由はわかりません。経緯からいっても、彼らがそんなに親切であるはずがないのです。自分たちの管理が届かないところで、山火事が起こるのがこわかったのだ」という説もあったのですが、?
無断でこんなことをやって、私たちの計画を台無しにした、といって私は怒りくるっていたのですが、数か月あとには、そのおかげでほんとに助かった、と思わざるをえなかったのです。それについては、またの機会に。
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