中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
125)迎春の準備
中国では正月=春節(しゅんせつ)を旧暦で祝います。旧暦は3年に1度、閏月(うるうづき)がはいり、2006年は7月が2度ありました。その影響で今度の春節はずっと遅く2月18日です。
私は1月10日から大同にきていますが、暖冬といっても日中の気温が零下10度以下と寒いのです。みんな厚い防寒着を着て、街から色彩が消えました。
そんななかでドキッとする一角がありました。春節用の年画、対聨(トイリェン)、その他の飾り物を扱う商店街です。日本の正月飾りは門松(かどまつ)、しめ縄といった地味系ですが、中国では赤と金色が主体。年々工夫をこらして、派手派手になっていきます。春節まで日があって客はまだ少ないのですが、手ぐすねひいているところ。
でも、お得意さんは農村の人にかぎられるようです。このような店も街の中心部を離れたところにあります。都市のアパートやマンションに大きなものは飾れないしゴタゴタしたものは好みにあわないよう。だんだん変わっていくんですね。
そして大人たちは「春節も以前ほど楽しくない」といいます。それはそうでしょう。年越しに欠かせぬ料理は餃子(ぎょうざ)ですが、小麦粉や肉が貴重だった時代には大のごちそうでも、いまはいつでも食べられる。レストランに家族で食事にいってもどこも満員。あとはテレビで新年のバラエティ番組をみるくらい。農村には行事が残っているようですが、私も春節には中国にきたことがありません。
【写真】春節の飾り物を売る店。街頭にもたくさん並び、この一角は赤と金色があふれている。
私は1月10日から大同にきていますが、暖冬といっても日中の気温が零下10度以下と寒いのです。みんな厚い防寒着を着て、街から色彩が消えました。
そんななかでドキッとする一角がありました。春節用の年画、対聨(トイリェン)、その他の飾り物を扱う商店街です。日本の正月飾りは門松(かどまつ)、しめ縄といった地味系ですが、中国では赤と金色が主体。年々工夫をこらして、派手派手になっていきます。春節まで日があって客はまだ少ないのですが、手ぐすねひいているところ。
でも、お得意さんは農村の人にかぎられるようです。このような店も街の中心部を離れたところにあります。都市のアパートやマンションに大きなものは飾れないしゴタゴタしたものは好みにあわないよう。だんだん変わっていくんですね。
そして大人たちは「春節も以前ほど楽しくない」といいます。それはそうでしょう。年越しに欠かせぬ料理は餃子(ぎょうざ)ですが、小麦粉や肉が貴重だった時代には大のごちそうでも、いまはいつでも食べられる。レストランに家族で食事にいってもどこも満員。あとはテレビで新年のバラエティ番組をみるくらい。農村には行事が残っているようですが、私も春節には中国にきたことがありません。
【写真】春節の飾り物を売る店。街頭にもたくさん並び、この一角は赤と金色があふれている。
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私は1月10日から大同におもむき、昨晩帰国いたしました。