1222話)胡楊が発芽しました。

乾燥地のポプラに胡楊(和名はコトカケヤナギ)があります。といってもカラカラに乾いたところではなく、河畔やオアシスに生えているよう。

とてもおもしろい木で、その一つとして1本の木にもいろんな形の葉がつきます。額にいれて事務所に飾ってある葉のコレクションは1本の木から集めたものです。


また胡楊三千年といって、「一千年不死,死了一千年不倒,倒了一千年不朽」なんですね。念のためにネットで検索したら、それぞれが三千年になっているものが多いんですよ。だったら九千年です。でも天然更新はうまくいっていないようで、原生地でも数が減っているそう。

新疆ウイグル族自治区や内蒙古自治区のものなんですけど、1960年代あたりに導入されたものが大同県に数本残っていたので、私が木に登って種を採り、緑の地球環境センターで育ててもらいました。樹木見本園に植えたんですけど、かなりの数がまだ残っています。

玉壺湿地公園に植えるのにピッタリなんですね。で、話したら、ぜひ植えたいということになって、蔚県市政局の趙志軍副局長が受け取りにきてくれました。前中先生がどうなったか気にされて、問い合わせたら、このような写真3枚を送ってくれました。無事に活着したようです。

新旧の協力地の大同と蔚県とを、いろんな形で結びつけたいと考えています。
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