中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
665話)果樹園の移転
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/7d/4805e654042ec86c660f1db7c961988b.jpg)
白登苗圃と実験果樹園「かけはしの森」が、工業団地の大波をまともにかぶることになりました。今年の計画に果樹園の6割と、管理棟、2つの井戸がかかってしまったのです。井戸の1つはしばらくはつかえるそうで、苗圃のかなりの部分は維持できますが、それも時間の問題。
最初に植えたアンズはことしが4年目で、多少の収穫を見込めたのです。でも、それを守るのは不可能。土地の所有権は国にあり、国のやり方に抵抗できない仕組みがちゃんとできています。ほんとにくやしいけど、補償を求め、さらに苗を移して損失をへらすくらいしか、私たちにはできません。
さいわい、私たちには新しい土地があります。そこまでは2㎞ほどで、苗のピストン輸送が可能です。もし立ち木があるままだったら、とてもまにあいませんが、いまとなっては長城山林場が伐採・抜根してくれたのは、まさにさいわい。ブルドーザで土地をならし、井戸を掘りながら、苗木の移植がはじまりました。
この春のワーキングツアーがこの作業に参加しました。なんと、午前と午後で、410本のアンズ苗を植えたのです。新しいセンターにはじめて木を植えたのが、このツアーでした。がんばって植えながらも、こんなことでほんとに枯れないのか、みんな心配していました。
最初に植えたアンズはことしが4年目で、多少の収穫を見込めたのです。でも、それを守るのは不可能。土地の所有権は国にあり、国のやり方に抵抗できない仕組みがちゃんとできています。ほんとにくやしいけど、補償を求め、さらに苗を移して損失をへらすくらいしか、私たちにはできません。
さいわい、私たちには新しい土地があります。そこまでは2㎞ほどで、苗のピストン輸送が可能です。もし立ち木があるままだったら、とてもまにあいませんが、いまとなっては長城山林場が伐採・抜根してくれたのは、まさにさいわい。ブルドーザで土地をならし、井戸を掘りながら、苗木の移植がはじまりました。
この春のワーキングツアーがこの作業に参加しました。なんと、午前と午後で、410本のアンズ苗を植えたのです。新しいセンターにはじめて木を植えたのが、このツアーでした。がんばって植えながらも、こんなことでほんとに枯れないのか、みんな心配していました。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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無事活着するといいですね。
芽が出ても安心できません。
根が出なくても新芽は出ますし、花も咲きます。
今後の管理に十分注意してください。