1237話)クリンソウの苗

種を蒔いてその芽生えを楽しむのがすきだと以前に書きました。そしてたいていのばあい、育った苗を植える場所のあてがあるわけではありません。うちにはその場所は残っていません。

目下、悩ましいのがこのクリンソウ。ミニプランターに蒔いたものが、ぎっしりつまってきたので、直径6㎝の小さなポリポットに移したところ、100鉢近くあります。3~5本をまとめて植えたものもかなりあります。

クリンソウのばあい、植える場所を選ぶ必要があります。常時、水が流れている湿地のようなところが理想的です。でも、以前、自宅で鉢植えにしたときもりっぱに花を咲かせてくれました。

そのような場所が思い当たらないわけではありませんが、これだけの数になると一度には運べないでしょう。近場の自然のものを近場の自然に戻すのですから、問題は大きくないでしょう。

最近になって、クリンソウの群生地が新たにみつかるケースがあります。シカが食べないこともその原因のひとつのようです。でも、そのようなところでは、盗掘が懸念されるのだそう。

クリンソウは大量の種をつけます。発芽はきわめてよく、苗づくりはかんたんです。ですので、盗掘などしないでください。
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