588話)炭肥の効果(3)

 トウモロコシ、アワ、ダイズ、3種類の作物で実験してみたんですけど、効果がもっとも劇的だったのはダイズです。これもとりあえず写真をみてください。くりかえしになりますが、右から順に、1平米あたり、1)炭肥0.5kg、2)炭肥1.0kg、3)炭肥1.5kg、4)炭だけ1.0kg、5)農家肥だけ0.5kg、6)なにもなし、です。炭肥というのは、炭2に農家肥1を加えたものです。

 小川先生に謝らないといけないことがあります。現地の技術者に、木炭2と農家肥1の割合で混ぜて発酵させてくれるように私が頼んだのですが、私は体積比のつもりで頼んだのに、実際には重量比でそうなっていました。農家肥にたいして、木炭は軽いですから、結果として、木炭の割合が多くなっているんですね。そして、重量比でそうなっていることが、ちゃんと小川先生に伝わっていたら、現場で炭肥を撒くときに、もっと少量で試されたとも思うんですけど…。

 全体に炭の量が多くなってしまったのです。その結果、木炭だけのばあいはもとより、この割合の炭肥だと、平米1.5kgでも過剰で、逆効果になることがはっきりしました。作物の種類、土の条件、それらを総合的にみる必要があるということでしょう。私にとっては、とてもいい経験になりました。
 
 炭肥の混合比率は、炭2にたいして農家肥1ですので、5)の農家肥だけ0.5kgは、1)の炭肥0.5kgにくらべ、3倍の農家肥が含まれていることになります。ですので、炭と農家肥の割合をじょうずに調整することができたら、省肥料の栽培法を実現することができるでしょう。
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