662話)管理棟を建てる

 地ならし、井戸掘りと並行して、管理棟の建設がはじまりました。地元の人は、どちらかというと、2階建て、3階建てのものが好みのようですけど、やはり平屋にしました。建てる場所は、敷地の南東の角で、敷地の入口に近い、便利なところです。

 そのさいには、風水先生に相談したと思います。南郊区でいちばん有名な風水先生にきてもらったところ、「大同中でいちばん風水のいいところだ」といわれたといって、よろこんでいました。だから、あんなに墓が多かったんですね。中国でなんどか、私も風水先生の話をきいたことがありますが、あたることが多くて、あれはふしぎですねえ? ですから、建物の位置なんかも相談したと思うのですよ。
 
 以前だったら、モルタルは人力で練ったりしていますけど、いまは動力式のミキサーでやっています。井戸を掘って、水をつかえるようになったため、ずいぶんと便利です。それがなかったら、どこからか水を運んでくる必要があります。レンガを1つ1つ積んでいきますので、そばでみていてもほとんどすすまないんですけど、どこかほかのところにいって、時間をおいてみると、驚くほどのスピードで積まれているように思えてきます。
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コメント
 
 
 
Unknown (土八路)
2011-06-07 20:30:49
十个先生九个空,
指南指北有指东,
到处都是风水地,
为何不埋他家的老祖宗。
 
 
 
Unknown (土八路)
2011-06-09 06:13:47
風水先生先生の90%は当てにならなくて、
勝手に東南西北へと指したりして
至るところが風水地になったとすれば
なぜ自家の祖先を埋めないでしょうか。
 
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