400話)天橋立

 ここしばらくは10月24日~25日に丹後半島と天橋立で実施した実地研修にまつわることを報告しています。2日目は場所を天橋立に移しました。天橋立は、ちょっと離れた高所からみると、海のなかを緑の松林が一直線に伸びていて、なるほど日本三景のひとつ、という景観なんですけど、なかにはいってしまうと、ふつうの松林です。こういうことって、けっこう多いですね。

 それにしても、どうやってできたのか、ふしぎですね。さらに驚いたのは、先端のほうにいくと、幅はほんとに狭く、両側が海なのに、地下水は真水だということです。なかほどに井戸があり、その水を飲んでみましたけど、塩っ辛くはなかった。そうでなければ、ああやってマツが育つわけはないんですけど。

 このマツは天然のものではなく、府中側にある元伊勢籠神社の参道にあたるため、全国から参拝する人がマツを持ち寄って植えたのだそう。またここできいた話で、日本にある代表的なマツはクロマツとアカマツだけど、純粋なものはむしろ少なくて、その交雑種・アイグロが多いというのははじめて知りました。
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