礼拝堂の窓から見える木々も色づいています。
今年もアドベントを迎えました。
先週の土曜日は、教会員有志でクリスマスの準備。
教会の内外の飾り付けもクリスマス仕様になりました。
今年の東村山教会のクリスマス礼拝は早めの時期です。
その後、他教会や施設などの行事に協力。
一つ一つの行事に備えて、日曜午後の賛美練習も念入りに。
さて、月報に掲載した、11月の礼拝説教のあらすじ(レビ記19:19-37)を掲載しておきます。
(19:19)「あなたがたは、わたしのおきてを守らなければならない。」ここで述べられるおきては、その内容において儀礼的であったり、道徳的であったり様々である。しかし、区別を明確にしているという点では共通しているだろう。『尊重すべき境界線』を持っている。そもそも、神は、イスラエルを諸国の中から選び分けて、区別された。イスラエルは、これらのおきてを通して、日常生活で体験的にその区別を自覚して行くであろう。種類の違う家畜や種や布地の交雑の禁止(19:19)、女奴隷の婚約関係の侵害への戒め(19:20-22)、果樹の収穫までの期間の設定(19:23-25)、異教の習慣の禁止と安息日の遵守(19:26-32)、在留異国人の権利の保護(19:33,34)、裁判や取引における不正の禁止(19:35,36)など、本来の区別や線引きを交雑したり侵害することを禁じている。私たちにはこれらのおきて全てが直接適用されるわけではない。しかし、キリストの贖いのゆえに神の民とされ、価値観や生命倫理、人間関係において尊重すべき境界線を持っている。この世の様々な思想や価値観に囲まれながらも、神を恐れ、隣人を愛するという視点での境界線を大切にしたい。私たちを選び、キリストの贖いをもって聖なる者としてくださった神に感謝して。