マイペースで行こう

キリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、19年目に入りました。

この時代の流れの中で

2025-01-10 22:25:00 | 教会の風景
教会の有志でオンライン読書会をしています。

一つの読書会では、平和をテーマにした本を取り上げています。最近は、『すべての命に平和を-剣を打ち直して鋤とする2』(菊地譲 著・日本キリスト教団出版局)をもとに、日本近代史から学んでいます。
当時の国内外の状況、その時代の人々の精神性など、今の私たちとは異なるところもあるのでしょうが、過去に学び、現在に生かせることもきっとあるはずです。

こういう時代だからこそ、平和を意識する学びと祈りの輪を地道に広げていけたらと思います。

穏やかなピアノ演奏を聴きながら、平和への思いを馳せて。
Reflections/David Baroni





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heaven on my mind

2025-01-06 20:01:00 | 教会の風景
先日、元旦礼拝で開いた聖書のみことばを記事にしました。
ヨハネの黙示録21章1節
「また私は、新しい天と新しい地を見た。以前の天と以前の地は過ぎ去り、もはや海もない。」

これらの幻の象徴的な意味も汲みますと…
混乱や争いのない、確固とした平和が実現する世界です。
現在の世界の状況からすると、にわかに信じ難いことで、想像力も追いつかないほどですけれども…

このことばを思い巡らしているときに…
この曲のことを思い出しました。

Heaven on my mind/Brooklyn Tabernacle Choir



確かな平和が訪れるとリアルに信じることは、今をどう生きるかという意識と密接に関わるのでは…と思わされます。
キリストのゆえにもたらされる神の平和、その良き知らせは、私たちの考え方や生き方を変えていきます。

私のこれまでの経験の中でも…
この歌は、特に大変で辛い時、私を力づけてくれたものの一つです。
そして前を向いて、自分の優先すべきことに尽くすよう促してくれました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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『新しい』がもたらす希望

2025-01-04 16:02:00 | 教会の風景
今年もよろしくお願いします。
この年末年始は普段よりペースダウンして、ゆったりと過ごせました。
久しぶりの友人たちと会ったり、身の回りの片付けなどをしつつ。
こういう感じでちょっと緩んだりする、気持ちのゆとりは必要だなあと思います。
…とブログの更新も休んでいました。

さて、言い訳はそのくらいにして、元旦礼拝のことを記事にしておこうと思います。
1月1日には元旦礼拝をおささげし、聖書日課(Revised Common Lectionary)にしたがってヨハネの黙示録21章1-6aより説教。
使徒ヨハネが見た新天新地の幻、そして天からの声の場面から、真の平和が実現する世界への希望に思いを馳せました。

(21:1-5)「また私は、新しい天と新しい地を見た。…私はまた、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために飾られた花嫁のように整えられて、神のみもとから、天から降って来るのを見た。…神は人々とともに住み、人々は神の民となる。…『見よ、わたしはすべてを新しくする。』…」

こういう時代だからこそ、確かな希望を抱き続けることが大切。日々の祈りも、日常的な努力や辛抱強い取り組みも、この希望があってこそです。


季節の風景をイメージした音楽もどうぞ。
Piano Therapy:Winter/Phillip Keveren

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感謝

2024-12-27 17:06:00 | 教会の風景
今年のクリスマスの諸行事を終えて、一息ついたところです。

期間中、いくつかの仕事や用事が重なったため、少々慌ただしさもありましたが…
クリスマスイブ礼拝は、ひとりの礼拝者、一参加者として、落ち着いて参加できました。
神の御子のご降誕を覚え、喜んで賛美をおささげすることができました。幸いな礼拝でした。




それに加えて、もう一つの感謝。
こちらのブログでもお知らせしていましたワールド・ビジョン・ジャパンのクリスマス・キャンペーン2024『希望を、贈ろう』は、皆さまのご理解とご支援を頂きまして、目標としていた支援者数を達成しました。

スタッフより:お礼とご報告


今年のクリスマスも、この世界に、この世界の子どもたちに、希望の光をもたらす取り組みが進められました。
こうした活動に目を留め、心にかけてくださった皆さま、ありがとうございます。

感謝しつつ、平和を願う祈りを心新たにささげます。

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待っておられる

2024-12-18 23:26:00 | 教会の風景
今日も朝から、めいっぱいのボリュームで動いていました。
今まで借りていた物件の片付け、業者対応、その合間に文書推敲と提出。
片付けた物の搬出、お届け物や家族の送迎も予定していて、本当にあっという間の一日でした。

そして夜は、オンライン読書会。
最近は『神を待ち望め』(アンドリュー・マーレー著)を教会有志のグループで学んでいます。

今日読んだところにこういう文章がありました。
「…もし神があなたの望み得ないほどに長く待たれることがあるとするなら、それは祝福の尊さを倍加させるためであると確信して下さい。神はそのひとり子をこの世に送られるのに、時の満ちるまで何年も待ち続けられました。私たちの時は、すべて神の御手の支配のうちにあります。…」(p.103)

私たちは神を待ち望みます。神もまた私たちにとって良いものを与える最適なタイミングをじっと切実に待っておられるという視点は大切です。

私たちはとかく自分の願いや計画に固執しがちですが…
思いどおりにいかないに時こそ、神がもっと良い何かを用意しておられると思い起こすことができますように。

Mistletoe/ Phillip Keveren





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