
2020年5月以来、副業で勤めていました、一つの職場を退職しました。
コロナ禍の最中、教会への経済的負担を軽減するため、働いてきた会社です。
コロナ禍を経て、通常の生活に戻りつつある中、教会の状況も私自身の生活環境も大きく変化してきました。それで、できるだけ迷惑のかからないように辞めようと引き際を考えていました。ある程度の条件が整ってきたタイミングで、今日を迎えました。
昨今、「複業」は珍しいことではありませんが、自分がそういう働き方をするとは想像していませんでした。
私は牧師になる前、愛知でD社加盟店の害虫駆除・衛生管理の仕事を約7年半していました。
それで、それなりの経験とスキルはありましたので、もう一度働くのにも適しているかなと考えました。
生活圏にあるD社の加盟店を探して応募し、採用して頂きました。結局、ほぼ5年間お世話になりました。愛知で従事した期間から通算すれば、12年以上になります。
これまでいくつか仕事をしてきましたけれど…
学生時代に始めた家庭教師も、結局愛知を離れるまで20代の間ずっと続けましたので、ほぼ10年間。
そして、このD社も12年間余り。
経済的理由から働く必要があったのですが、いろいろな経験ができたという観点からも大きな意味があったと思います。
少々こじつけがましいところもあるかもしれませんが…
新約聖書に登場する使徒パウロも、福音宣教の働きに従事する際、生活のために別の仕事もしていた時期がありました。元々ユダヤ教のパリサイ派の教育を受けていたパウロらしい生活術です。
どのようなスタイルを採るにしても、各自が置かれた状況の中、一番ふさわしい仕方で神と人とに仕えられたら幸いです。
讃美歌/善き力に守られて