マイペースで行こう

キリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、19年目に入りました。

一つであること、多様性を持っていること

2017-07-31 16:41:04 | 教会の風景
昨日も教会に集まりました。
神の御前に静まる幸いな時間でした。
ご都合で来られない方々もいらっしゃいましたが、その一方で久しぶりの方々や初めて訪ねてくださった方の参加も。

先週から二週にわたって、教会をテーマに学びました。
キリストのからだである教会が一つであることと、多様性を持つこととを聖書から確かめました。
一つのからだに連なる互いであることは、私たちの不完全さのゆえに、しばしば痛みや悩みも伴います。
しかし本来は、互いに尊重することで調和し、神の栄光が現されます。
「聖なる公同の教会を信ずる」という告白の重みを考えさせられました。

(コリント人への手紙第一12章12,13節)
「  ですから、 ちょうど、 からだが一つでも、 それに多くの部分があり、 からだの部分はたとい多くあっても、 その全部が一つのからだであるように、 キリストもそれと同様です。なぜなら、 私たちはみな、 ユダヤ人もギリシヤ人も、 奴隷も自由人も、 一つのからだとなるように、 一つの御霊によってバプテスマを受け、 そしてすべての者が一つの御霊を飲む者とされたからです。」




さて、月末になりましたので、7月の礼拝説教のあらすじを掲載しておきます。
旧約聖書の講解説教は士師記から続けています。

2017年7月 士師記4-5章
 カナンの王ヤビンと将軍シセラに圧迫され、イスラエルは苦しみの中から主を求めた(4:1-3)。その頃、イスラエルには女預言者デボラが立てられ(4:4)、民の信頼を得ていた(4:5)。デボラは、北方のナフタリ族の町ケデシュからバラクを呼び寄せて、「進軍せよ。ナフタリから一万人を取れ。」と命じ、主のことばを告げた(4:6)。一方、主はバラクに「シセラの軍を引き寄せ、あなたの手に渡す」とも語った(4:7)。これらの『命令と約束』のことばとが伝えられていたにもかかわらず、バラクは確信できなかったようで、デボラの同行を願った。その結果、「あなたが行こうとしている道では誉れを得られない」と告げられ(4:9)、その通りとなる。主がお命じになっていることには、すでにその先に御業が備えられている。私たちは常に主への信頼と期待を新たにして従う者でありたい。
 デボラとバラクの指揮のもと、イスラエルはカナン人に打ち勝った(4:23,24)。その勝利を受けて、「その日、 デボラとアビノアムの子バラクはこう歌った」(5:1)とされる。主による勝利と救いを経験した者にとって、喜び歌うことはふさわしい(出エジプト記15:1~)。主の御名と御業とをたたえる歌だ。デボラとバラクは、その歌のことばを『主に向かって歌う』と告白している。主は、かつて民がカナンの地に入るときにも先立ってくださった(5:4; 詩篇68:7,8)。しかし、やがてイスラエルは乱れ、商人や旅人の往来が途絶えるまでになり(5:6,7)、外国人(シャムガルやヤエル)が救助者となる有様だった。この時代に至り、「イスラエルの母」デボラが立ち、バラクも用いられ、主の御業が現された。私たちが主に向かって歌うとき、神の救いを喜び歌うこと、その歌のことばが神の御業をしっかりと表すものであること、とを大切にしたい。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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やや遅れ気味かな

2017-07-28 19:12:53 | コラージュ
夏期調整期間も半分余りが過ぎました。
当初立てていたプランからすると、進み具合がやや遅れ気味の卒論。
この夏が大事だとは分かっているものの...


何とかジリジリと前に推し進めているような感触です。
スゥーッと進むような感触、グッと引きを感じる手応え...
今後の取り組みに、そんな期待?幻想?を抱きつつ、夏らしく涼しさもイメージして、コラージュを作ってみました。





お祈りに覚え、応援してくださっている皆さま、ありがとうございます。

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新たな一歩

2017-07-25 17:43:09 | ちょっと息抜き
6月末のことでしたが、Oさんの記者会見が開かれました。
来年度から創部される浜松学院大学のバスケ部の監督就任をお知らせするものでした。

それは裏を返せば、今シーズンが現役最後。
これまで、Oさんが現役プロ選手の第一線で常に活躍してきた姿に、同年代として大きな励ましを受けてきました。
試合中のプレーはもちろん、人柄にも。

試合での姿を観られるのはラストシーズン。
…と思うと、やっぱり寂しさもあります。
でも、Oさんの新たな一歩を今までと同じように応援したいと思います。
すでにシーズン前のいろいろなイベントにも活躍してご多忙のようです。


興味のある方はこちらもご覧ください。
浜松学院大学バスケットボール部創部のページ



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意見を交わすところに

2017-07-25 17:36:56 | 教会の風景
先日の日曜午後は、教会有志による話し合いと役員会の時間。
祈りとともに始まり、お互いの意見を交わし、中身も充実しました。
神の教会、キリストのからだである教会が建て上げられていくプロセスに加えられている幸いを意識し、心から感謝しました。

私たちの建設的な意見交換や実際に協力していくところに、御霊なる主の御業が現されています。
これからも、各々が与えられている賜物がますます活かされて、イエス・キリストの福音の宣教が進んでいくことを祈っています。




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歴史から学ぶ

2017-07-20 20:29:46 | 最近の読書
今年は宗教改革500周年。
宗教改革のことも改めて考えてみたいと思いまして、最近、この本を読んでいます。

『宗教改革の精神と日本のキリスト者』中村敏 著 いのちのことば社




あとがきにも述べられていますが、宗教改革を日本のキリスト者との結びつきで書いている点が特色です。
宗教改革の概要を踏まえて、現代の日本のキリスト者として何を大切にしていくべきか、その課題を考察しています。

時代や状況は異なりますが、宗教改革者たちの精神から学ぶことは有益ですし、本質的には現代のキリスト者や教会にも通じることだと思います。

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