久しぶりに牧会ステーションの記事です。牧会ステーションは、キリスト教の教職者のための学びと交わりの場を提供しています。
今年度は、当初のスケジュールどおりの開講とは行きませんでしたが… 講師のご協力もありまして、Zoomでクラスを行うことになりました。
先週、今年度初めての基本クラスが開かれました。今回の講師Oさんは、これまでもずっとセルフケアをテーマにクラスを担当してくださっています。具体的には、自分を振り返ることと聖書のことばを黙想することを中心にしたクラスです。
私も今回のクラスに参加しました。Zoomを使うことにはあまり慣れていないのですが、それでも有意義な時間を過ごすことができました。個別に黙想する時間はもちろん、小グループで自分の気づいたことを分かち合う時間も、とても良いものでした。
午前は、この半年間を振り返りました。
私にとって、この半年間は「変化と順応」の期間でした。ここでは細かいことを省きますが、緊張感のある期間でした。
午後は、聖書のことばを黙想。
今回はルカの福音書10章38-42節から。
さて、一行が進んで行くうちに、イエスはある村に入られた。すると、マルタという女の人がイエスを家に迎え入れた。
彼女にはマリアという姉妹がいたが、主の足もとに座って、主のことばに聞き入っていた。
ところが、マルタはいろいろなもてなしのために心が落ち着かず、みもとに来て言った。「主よ。私の姉妹が私だけにもてなしをさせているのを、何ともお思いにならないのですか。私の手伝いをするように、おっしゃってください。」
主は答えられた。「マルタ、マルタ、あなたはいろいろなことを思い煩って、心を乱しています。しかし、必要なことは一つだけです。マリアはその良いほうを選びました。それが彼女から取り上げられることはありません。」
自分もマルタのように、何かと心定まらず、落ち着かない状態になっていないかと…
主のことばを聴こうとするマリアのように、どっしりと構える確信をと願いました。
最後にもう一つ。
クラスの中で、讃美歌を聴いて黙想する時間もありました。
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Jesus, remember me
When you come into your Kingdom...
キリストの隣で、同じく十字架刑を受けた強盗の祈りのことばです。
彼は死の間際に回心し、キリストに受け入れられました。
己の姿を飾らず、イエスを信じて救いを求めることばに心を打たれます。