DSとは、任天堂の家庭用のゲーム機で、もう全世界に散らばって売れているので今更説明するまでもないでしょう。
そして、ゲームの種類も多岐にわたっているので、単純に遊びの要素だけではなく、勉強の分野、
たとえば漢字や英語の勉強、能力開発、果ては料理の指南など、本当に生活の一部になって
しまうんではないか、というくらい、隅々の分野にDSが入り込んでいる。
といっても、あくまで「嗜好品」として入り込んでいるんだけで、実際生活の一部になっているかというと、
大いに疑問、というか、生活の一部はあくまで嗜好、ゲームなどの楽しみの一部で、それ以上の
ものにはなりえないと思っている。実際、脳トレーニングで能力がアップしたという話は聞かないし、
そもそも楽しいことに飛びつき易く、飽きやすい人種が、辛抱強くトレーニングをするか?する
訳ないでしょ、長続きしないダイエットの種類が次から次へと出てきて「これは効果がありそうだ」
と思わせるのと、内容はまったく同じです。
と、大人向けの話はともかく、ここはあくまでも子供向けの話題に絞ります。
基本的に、個人的にはDSは反対です。
子供にとっては、DSはあくまでゲームをやるおもちゃのジャンルですが、そのジャンルの遊びで、という
点だけ取ると問題になってしまいます。
(ただ、子供といっても、小学校高学年でDSを使って授業を進めている学校も出てきているようですので、
勉学に励む子達のがんばりまでは否定しません。そのような領域に達していない、もっと低年齢の
子供たちに対しての話です)
やはり、小学校低学年までは、楽しいことにははまってしまいます。おとながはまるくらいだから、子供に向かって
「我慢しなさい」というのは酷な話で、正直酷な気持ちを味わうくらいなら最初からDSがないほうがましだと
思っています。
それから、ゲーム自体も全面否定しているわけではないです。
ゲームによって脳を刺激したり、記憶の訓練をしたり、ものによっては洞察力、推察力を鍛えたりしますので、
ゲームのすべてが悪いといっているわけでもないです。
では、何が悪いか。
目が悪くなる、とか、運動不足になる、とかの類ではありません。
あ、それはそれで問題ですが。
問題点を絞るとすると、以下にまとめることにします。
1つ目は、やはり次から次へと出てくるものに対して、楽しいものが簡単に手に入るという感覚を幼いうちに
身につけさせてしまうことです。
これは、所謂「我慢できない子」を助長しているのと同じでしょう。
残念ながら、我が家は持っています。
そして、1日1時間に制限して使うことを使用条件としていますが、それでも次の日にはもうとにかくやりたくて
仕方なく、DSがなくてもDSの話しかしないという、もう一歩間違えば妄想の世界に入っています。
妄想をやめろ、とはいいませんが、とにかくゲーム以外の大事な時間を大切にして欲しいなと思います。
家族で車や電車で外出しても、ずっとDSの話をして、外の移り変わる景色、変わった人が歩いていても
全然気がつかなかったり。果ては車が来ているのに気がつかずに横断歩道を渡ろうとしたり。
と、考えることがDSに集中しすぎで、良いわけがありませんね。
もう一点め、それは、ゲームの宿命、与えられたことはこなすことができるが、やっている間は創造性が
身につかないこと。
昔は、ゲームを進めていくうちに、何が出てくるか、わからなかったものでした。
だから、自分がミスした箇所までなんとか記憶し、最小のミスに抑えた上で、次のステップに臨んだものです。
ところが、昨今、売れに売れている本の上位に、「ゲーム攻略本」が多いではないですか!
しかも、攻略本は、細かいので、マスターすればゲームの先の、ずーっと先まで進めることができますが、
裏を返すと、「そのやり方以外では先に進めない」設定になってしまっているんでしょうか?
設定について、どうのこうのをいうつもりはありません。
いいたいのは、「ゲームの進行自体も与えられて」「自分で考えなくても楽しめる環境になっている」ことを
批判しています。
もちろん、すべてのゲームソフトが攻略本を必要とされているわけではないでしょうし、クイズを回答するような形式の
ゲームであれば、そもそも攻略本はありません。
攻略本が活躍する場面は、ぽけもんのような、ストーリー性があり、自分で考えて進むには難し過ぎるか、進めない
ようになっているものに有効です。
でも、本当は、小学校低学年でも頭がとっても柔軟なので、それなりに自分で考える思考能力は持っていると
言われています。しかし、ゲームのせいで、みすみすそのような思考能力の機会を奪ってしまっている、とも言われて
います。
脳に関しては目下さまざまな研究が行われており、そのうちいろんな研究結果が出てくると思います。
でも、そんなにすぐに結果は出ないでしょう。5年か、10年か。
しかし、その間にも子供は成長してしまっています。
運がよくて、なにも問題なければとりこし苦労で終わりますが、万が一重大な問題を抱えているのであれば、もはや
取り返すのつかないまま大人になってしまうことになってしまいます。
残念ながら、そんな責任はゲーム会社に押し付けできませんし、経済界は売れてなんぼですからなお更です。
監督官庁も責任は取らないでしょう。
ということは、責任が取れるには、親だけ??何で親が責任取るの?
といっても子供の責任は親の責任ですから、しょうがありません。
やるせない気持ちがどっと押し寄せてきました。
そして、ゲームの種類も多岐にわたっているので、単純に遊びの要素だけではなく、勉強の分野、
たとえば漢字や英語の勉強、能力開発、果ては料理の指南など、本当に生活の一部になって
しまうんではないか、というくらい、隅々の分野にDSが入り込んでいる。
といっても、あくまで「嗜好品」として入り込んでいるんだけで、実際生活の一部になっているかというと、
大いに疑問、というか、生活の一部はあくまで嗜好、ゲームなどの楽しみの一部で、それ以上の
ものにはなりえないと思っている。実際、脳トレーニングで能力がアップしたという話は聞かないし、
そもそも楽しいことに飛びつき易く、飽きやすい人種が、辛抱強くトレーニングをするか?する
訳ないでしょ、長続きしないダイエットの種類が次から次へと出てきて「これは効果がありそうだ」
と思わせるのと、内容はまったく同じです。
と、大人向けの話はともかく、ここはあくまでも子供向けの話題に絞ります。
基本的に、個人的にはDSは反対です。
子供にとっては、DSはあくまでゲームをやるおもちゃのジャンルですが、そのジャンルの遊びで、という
点だけ取ると問題になってしまいます。
(ただ、子供といっても、小学校高学年でDSを使って授業を進めている学校も出てきているようですので、
勉学に励む子達のがんばりまでは否定しません。そのような領域に達していない、もっと低年齢の
子供たちに対しての話です)
やはり、小学校低学年までは、楽しいことにははまってしまいます。おとながはまるくらいだから、子供に向かって
「我慢しなさい」というのは酷な話で、正直酷な気持ちを味わうくらいなら最初からDSがないほうがましだと
思っています。
それから、ゲーム自体も全面否定しているわけではないです。
ゲームによって脳を刺激したり、記憶の訓練をしたり、ものによっては洞察力、推察力を鍛えたりしますので、
ゲームのすべてが悪いといっているわけでもないです。
では、何が悪いか。
目が悪くなる、とか、運動不足になる、とかの類ではありません。
あ、それはそれで問題ですが。
問題点を絞るとすると、以下にまとめることにします。
1つ目は、やはり次から次へと出てくるものに対して、楽しいものが簡単に手に入るという感覚を幼いうちに
身につけさせてしまうことです。
これは、所謂「我慢できない子」を助長しているのと同じでしょう。
残念ながら、我が家は持っています。
そして、1日1時間に制限して使うことを使用条件としていますが、それでも次の日にはもうとにかくやりたくて
仕方なく、DSがなくてもDSの話しかしないという、もう一歩間違えば妄想の世界に入っています。
妄想をやめろ、とはいいませんが、とにかくゲーム以外の大事な時間を大切にして欲しいなと思います。
家族で車や電車で外出しても、ずっとDSの話をして、外の移り変わる景色、変わった人が歩いていても
全然気がつかなかったり。果ては車が来ているのに気がつかずに横断歩道を渡ろうとしたり。
と、考えることがDSに集中しすぎで、良いわけがありませんね。
もう一点め、それは、ゲームの宿命、与えられたことはこなすことができるが、やっている間は創造性が
身につかないこと。
昔は、ゲームを進めていくうちに、何が出てくるか、わからなかったものでした。
だから、自分がミスした箇所までなんとか記憶し、最小のミスに抑えた上で、次のステップに臨んだものです。
ところが、昨今、売れに売れている本の上位に、「ゲーム攻略本」が多いではないですか!
しかも、攻略本は、細かいので、マスターすればゲームの先の、ずーっと先まで進めることができますが、
裏を返すと、「そのやり方以外では先に進めない」設定になってしまっているんでしょうか?
設定について、どうのこうのをいうつもりはありません。
いいたいのは、「ゲームの進行自体も与えられて」「自分で考えなくても楽しめる環境になっている」ことを
批判しています。
もちろん、すべてのゲームソフトが攻略本を必要とされているわけではないでしょうし、クイズを回答するような形式の
ゲームであれば、そもそも攻略本はありません。
攻略本が活躍する場面は、ぽけもんのような、ストーリー性があり、自分で考えて進むには難し過ぎるか、進めない
ようになっているものに有効です。
でも、本当は、小学校低学年でも頭がとっても柔軟なので、それなりに自分で考える思考能力は持っていると
言われています。しかし、ゲームのせいで、みすみすそのような思考能力の機会を奪ってしまっている、とも言われて
います。
脳に関しては目下さまざまな研究が行われており、そのうちいろんな研究結果が出てくると思います。
でも、そんなにすぐに結果は出ないでしょう。5年か、10年か。
しかし、その間にも子供は成長してしまっています。
運がよくて、なにも問題なければとりこし苦労で終わりますが、万が一重大な問題を抱えているのであれば、もはや
取り返すのつかないまま大人になってしまうことになってしまいます。
残念ながら、そんな責任はゲーム会社に押し付けできませんし、経済界は売れてなんぼですからなお更です。
監督官庁も責任は取らないでしょう。
ということは、責任が取れるには、親だけ??何で親が責任取るの?
といっても子供の責任は親の責任ですから、しょうがありません。
やるせない気持ちがどっと押し寄せてきました。