先生もつぶやく、生徒もつぶやく。

横浜市でピアノ教室を主宰しています。レッスン中の面白出来事などを紹介中。

ピュア

2022-08-29 23:39:38 | レッスン日記
先日のある女の子のレッスン。

その子は、楽譜を読み取って練習するだけでなく、まったく楽譜を使わずに
わたしが弾いたものをその場で耳で覚えて弾けるように練習する、という方法もとって
レッスンしています。
だからレッスンに必須なのは、録音機械。
スマホで十分なんだから、すごい世の中になったものです。。。

さて、そんな一コマ。

今日も同じように私が弾くものをまずは聞いてもらいます。
今日のやるところでは、短いアルペジオのあとにある和音が登場。
その和音をきいたとき、彼女の表情がとても柔らかくなり

「すごいきれいな音!」

の一言!

コード的にはG9。
あまり今まで出てこなかったこの響きに感動して、それを素直に言葉に出せる!!
なんてピュアなんだ、と思わずこちらも感動してしまいました。

いつまでもその柔らかい心のままでいてほしいなあ。。。
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1パーセント

2022-08-29 23:21:46 | Weblog
「1パーセント」

言葉の意味するところは、1/100。

なんとなく、かなり少ない量をイメージするのは私だけでしょうか?

1日の1パーセントは15分くらいだそうです。
ということで実際に計算してみました。

・・・その通りでした(笑)

なので、1日の内のまずは1%、練習を「毎日」続けてみませんか?


実は私、今年の4月から長年の夢でしたある楽器を習い始めました。
その楽器、楽譜を使いません!
なので、お稽古は先生のお手本を必死に真似する!!
だから進み方もゆっくりです。
家での練習は、ほかの仕事もあるので、そんなに時間をとって練習もできない。
でも、練習しておかないとすっかり忘れます。何せ楽譜がないから。そして年齢も年齢なので・・・(笑)
ということで、毎日、1日の1パーセントはその楽器にまずはさわろうと低めの目標設定(笑)をして4か月。
おかげさまで、なんとか曲か弾けるようになりました!

やっぱり何事も継続。
でも、1日の1パーセントだけ頑張る!とおもったら、できそうじゃないですか?

で、弾けるようになると、やっぱりうれしいものです。

モチベーションが上がったから結果がでたのではなく、
結果がでたからモチベーションがあがる。

そういうものです。

モチベーションは待っててもなかなか来そうもありません。
まずは動いてみましょう!
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夏休み!あいちに行きたい!

2022-08-03 11:11:20 | Weblog
はい!夏休みです!!

8月です!!

ピアノの発表会もひと段落して、みんなも一息、先生も一息です(笑)

コロナでお出かけもなかなかままなりませんが、皆さんはどこに行きたいですか?

私?

私は

            国際芸術祭「あいち2022」に行きたいです!


この芸術祭、物議をかもした「あいちトリエンナーレ」の後継にあたります。

実は尊敬している作曲家が初日にパフォーマンスをしていたり、と気にはなっていたのですが、
信頼できる知人が初日に行って、べた褒めしていたこともあり、ちょっと調べてみたところ、

おお!
荒川修作!
塩田千春!
え?!和合亮一も??

と気になるひとの名前が!!

ボランティアさんたちも面白そうな取り組みをしている!!

ということで、俄然行く気になりました。

あとは計画をたてていくだけです!!
雨女なので、晴れることを願って。。。。

みなさんも興味があればぜひ!
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老後とピアノ

2022-08-01 10:54:14 | レッスン日記
「これ面白いよ」とすすめられ、「老後とピアノ」という本を読みました。
筆者は50歳で新聞社を早期退職した女性。
こどものときにピアノを習っていたけれど、そこまで長続きはせずに、いつか弾きたいと
思っていた女性です。
大人ピアノの思った以上の大変さ、子供の時とは違った楽しみ方、そして真正面につきつけられる
老い。
コミカルに、でもじっくり考えさせられるエッセイでした。

こどものときはやればやるだけ成果がついてきます(その「やる」というのが
難しいし、一歩間違うと大変なことになるのだけれど)。
でも、もう大人になると努力した分の成果はなかなかこどものときのようには
ついてこない。
できないことを今、一生懸命やる。それが大事なんじゃないの?と言われた気分です。

そうですね、こどもや若い人はある意味、「未来」のために生きて
大人や老人は「今」を生きる、、、のかなあ。

若い人と仕事をする機会が増え、有能な彼らの力を見せつけられて
いろいろ思うことが増えました。
もう一度、このエッセイ、読みたいなあと思います。

ちなみに、本をすすめてくれた当人は、ピアノの練習を始めました(笑)


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