先生もつぶやく、生徒もつぶやく。

横浜市でピアノ教室を主宰しています。レッスン中の面白出来事などを紹介中。

観劇

2023-10-23 12:26:07 | Weblog
東京芸術祭 2023
野外劇 SPAC-静岡県舞台芸術センター
『マハーバーラタ ~ナラ王の冒険~』

見に行ってきました!
野外劇。東京駅の真ん前。生SPAC。
これは見るしかない!と、久々にチケット取りに気合を入れてチケットを取り、行ってきました。
いやあ、久しぶりの舞台でしたが、やっぱり良かったです!!!

最初に宮城さんが写真撮影OKです、とお知らせくださいましたが、
始まったらほぼかぶりつきで見てしまいました。


白い衣装。
仮面。
文楽や歌舞伎、浄瑠璃を思わす語り、空間、動き。
役者さんが演奏する、お芝居と一体となっている音楽。
観るものが想像しながら観ないと成り立たないお芝居。
ラストシーン近く、姫がステージで舞うシーンはもう文楽人形に見えてしまった不思議な時間でした。
余白が多く、とても楽しみながら観劇しました。

カール・オルフの音楽教育を専門にしている一緒に行った友人は、
「研究会の皆、見に行った方が良い!」と興奮気味でした。
(ちなみに彼女は「本日のお土産」をもらいました。うらやましい(笑))

役者さんが演奏をし、芝居をする舞台は不思議な一体感でした。
しかし、あんな演奏されたら音楽家の立つ瀬がない(笑)
その世界に魂ごと飛び込んで表現するって本当にすごいパワーだなあと思うし、
でも多分、それって私たちもみんな、あそこまではできなくても、方法次第でできるんじゃないかな、と最近思っています。
そんなことも改めて感じさせてもらった気がします。

たなちゃん、なおたろさん、まきまきさん、
出会いに感謝です。
出会っていなければ、今回、この舞台は見れなかったと思います。
そして、そんな出会いの機会を与えてくれた杉山さん、本当にありがとうございます。
今日まで、上演されています。

チケットは完売だそうですが、当日立ち見券はでるんじゃないかな?
立ち止まらなければ無料で通りすがりに見れます。
お近くの方、興味のあるかたはぜひ12時からの公演へ!

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音楽ワークショップ開催のお知らせ

2023-10-16 21:54:59 | 音楽ワークショップ
【ワークショップ開催のお知らせ】
音楽ワークショップ、夏に続いて今年度2回目の回になります(笑)

今回は言葉遊びも絡めてなにかしたいな~ということで、
「コトバあそびとオトあそび」というテーマを設けました。
そして今回は昭和生まれには懐かしいアノ曲もでてきます。
何の曲かはお楽しみ。。。

ぜひぜひたくさんの方に来てもらえると喜びます!
シェアも大歓迎です!
お待ちしておりますー。
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「音楽ワークショップ オトテバコとオトあそび ~コトバあそびでオトあそび~」
(令和5年度 子どもゆめ基金助成活動、神奈川県民文化祭参加)
日時:11/23(木・祝) 14:00開場 14:30-16:00
場所:横浜市緑区民文化センターみどりアートパーク リハーサル室
(最寄り駅 JR線・東急田園都市線 長津田駅)
対象:小学生から高校生とその保護者(同伴1名まで)
チケット:500円(同伴保護者無料)
定員30名程度
身体や楽器を使ってみんなで音楽を楽しみます。
初めましてのお友達同士でもあっという間に仲良く、楽しい音楽の時間をみんなで作ってしまえる不思議な時間。
今回のテーマは「コトバあそびでオトあそび」。
コトバとオトでどんな音楽ができるかは、当日のお楽しみ。
初参加、リピーター大歓迎!
ご参加お待ちしております!
事前申し込み
https://forms.gle/3E9HT7dWra1Mffvz7
詳細は下記URL
https://ototebakows.wixsite.com/website/
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心に届く音楽

2023-10-14 22:59:16 | ピアノのお仕事
ようやく秋めいてきました。ほっと一息です。

ところで、2年ほど前から、ご縁があって、月に一回、障害のある方の音楽サークルの
ピアノ伴奏兼ちょっとした歌唱指導をしています。
ながく続いているサークルでもう25年だそうです。
前任の方は声楽家だったそうですが、わたしはそうではないし、
どういうスタンスでいこうかな、、、と悩んだりもしたのですが、
指導者というよりも、伴走者のような立場で保護者の方もふくめ
みんなが心地の良い環境になるように心掛けています。

そんなみんなが楽しみにしている、年に一回のコンサート。
数グループ合同の発表会のような形で、先日、ステージにあがってきました。

今年はながく一緒に活動したメンバーのひとりが急に天に召され、
彼女を偲ぶ歌や彼女が歌いたかった歌をステージで演奏しました。
みんなの演奏はとても気持ちがこもっていて、まっすぐでパワーがあって、
美しく響いていました。
会場が一体となってあたたかい空気に包まれ、私もステージの上で
涙が出そうになりました。

見に来てくれた、亡くなった彼女のことを知っている私の知人が
本当に感動したと涙をながしてくれました。
きっと天国からこの時間だけ来てくれて、一緒にステージで演奏してくれたんだと思うと
言ってくれました。
私もそうであってくれたら、いいなあと思いました。

みんなは健常の人とくらべて、本当にいろんなハンデを負っています。
演奏のテクニックはかないません。
でも、その気持ちを音にのせることはできます。
その気持ちののった音は聞いている人に届いたように思います。
音楽の原初的な一面を改めて感じることができました。

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いろんなやり方

2023-10-09 21:03:47 | Weblog
先日、何気なく見ていたtwitterで、

「ヴァイオリンをやってる6歳の男の子のお母さんに、もう1年もレッスンで同じ曲をやらされてるのだが
どうおもうかと聞かれた」

というつぶやきが載っていた。

まあ、これだけだと状況がつかめませんが、単純にできない曲をいやいややらされているのなら、
うーーーーん、、、それはどうなのかな、、、、と私でも思います。

でも、子供によっては、そうでない場合もあって。

例えば、過去に教えていた生徒で、ピアノの発表会で上手に弾けた曲を
レパートリーと称し、1年くらい毎回レッスンで弾くこどももいましたし、
どうしてもこの曲が弾きたい!と、毎回のレッスンでほんの少しずつ進めていく生徒もいました。

大人の目から見ると、なんだかじれったいようだったり、まだ弾くのかとうんざりすることも
あるかもしれませんが、1年後はとても音楽的に成長するので、一概に言えないなあと思います。

こういうことを目の当たりにすると、やっぱり「本人のやる気」なんだな、と思います。
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