(MyGardenの玉すだれは、もう秋ですよ!と言っていますが・・・)
日曜日の夕方はクラシックの時間ですが、「邦画の日」が加わって、弾き飛ばされることも、
ということで、どちらかの曜日を変える必要がありそうです。
それでも、昨日は両方とも楽しみました。ということで、まずはクラシックのご報告です。
それで、聴いたのがドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲です。
ドヴォルザークと言えば、何と言っても「新世界交響曲」が有名で、それ以外も、チェロ協奏曲や弦楽四重奏の「アメリカ」
など、渡米時期に有名な曲が集中しています。
そして、渡米前の名曲が交響曲8番、スラヴ舞曲集、そして比較的多く演奏されるのが、今回聴いたヴァイオリン協奏曲に
なるのかと思います。
ドヴォルザークの協奏曲と言えば、チェロ協奏曲が特に有名で、チェロの重厚な響きに圧倒されますが、対してヴァイオリンは
明るい穏やかな雰囲気を醸し出します。
作曲時期も渡米前後の違いがあり、アメリカの風土の影響後のチェロ協奏曲に対しては、交響曲8番同様にボヘミヤ風のイメージが
強く感じられます。
とは言え、同じ作曲家の曲ですから当然とも言えますが、二つの曲の基本のイメージは良く似ていて、どちらかを聴くと不思議ともう
一方を聴きたくなって、同じ時期に2曲とも聴くことが多いのです。
そんな訳で、次回はチェロ協奏曲を聴くことになる気がします。
なお、今回のヴァイオリン協奏曲はアナログレコードで聴きました。ヴァイオリンはアイザック・スターン、指揮はオーマンディ、
オケはフィラデルフィア管です。
スターンのキレキレの演奏と、オーマンディとフィラデリフィアの華麗な指揮・演奏が相まった素敵なヴァイオリン協奏曲に
なっています。
アナログレコード、やはり、いいですね!