たまてばこ新聞

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「花の名前」1~3巻読みました。

2007年02月17日 21時15分30秒 | マンガ
 LaLaDXに連載中ですね。またまた下の娘におねだりして借りました(おい)。夜布団に入ってから読み始めましたが、その時既に夜中の0時過ぎだった為3冊読み終えたのがもう2時近く…!(やべっ!)。果たして完読に1.5時間て長かったんだろうか??(汗)

 この作品はかな~り浮世離れしている設定ですが、文学的というか古風な雰囲気がなかなか良い感じ。一番は勿論主人公の蝶子ちゃん。今時あり得ない可憐で折れそうな程繊細なキャラクターに惹かれますね(微笑むとその場が癒しの空間に)。そこに絡む、京さんと秋山ちゃんのイケメンがまたいいコンビで掛け合いも楽しいです(あ、二人ともそんなキャラじゃないって?ま~イイから/アホ)。

 京は、親ロマの陽介やフルバの夾にちょっと似てます。その超後ろ向きっぷりが小説家という職業、常に着物着用と相まって、カッコ良さ倍増させてますね。秋山ちゃんも、軽いノリでギャグキャラかと思いきや蝶子と京への想いはハンパじゃなく、二人へのフォローはきめ細かくて泣かせます。

 心に深い傷を持つ二人、蝶子と京が互いに惹かれあっていく様子が描かれつつ、徐々に明かされるそれぞれの辛い過去が重なって、これから先が楽しみです。初期はおそらく読みきりだったのでしょう、第1話などはハッピーエンド風に終わってましたもんね。2話じゃもう自覚が無いだけで、すっかり夫婦みたいになってましたよ(笑)。でも、下の娘(高1)の予想なんですが「最終的には二人は離れていくんじゃないかなぁ」との意見も。蝶子的には、精神的に自立する為に親=京離れも必要といえば必要な気もします。

 現在も続く大学生活の新展開も、違和感無く面白い。特にパー介くんの純情がおとめちっくでカワイイよ~♪(萌え)大正文士の会のメンバーもいい人ばかり。自分の大学生活を思い出す様な、小さいサークルならではのアットホームさが何といってもツボ☆(なつかしよな~)

 原作者の斉藤先生は、地元出身の方だそう。何か親近感も自然にわいてきます。これからどうなるか期待大です~(纏まっていない感想だ)
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