たまてばこ新聞

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レコーダー録画鑑賞「閃光のナイトレイド」。

2011年06月27日 10時29分40秒 | TVアニメ鑑賞記録
 録画したまま2年近くも保管してしまったアニメです(汗)。やっと蔵から出してきて広げた感じですね…はは。

 時代背景が昭和初期の大戦前というところに惹かれました。フィクションなのですが、基本的な歴史は学校で習った日本史そのもの。不穏な空気が流れる中、一種の超能力を持った数人がチーム(?)を組み社会の裏から揉め事を解決していく感じで始まりました。なので、普通にヒーローものかなと思ったんですが…。ところがどっこい、話が進むにつれて個々の力では手に負えない大きな流れにキャラクター達が飲み込まれる展開に(汗)。結局超能力では歴史は変わらず、じゃなかった変えずに現在の日本に落ち着いた…ところでエンディングとなりました。

 興味深かったのは、高千穂勲が語った「抑止力としての強力な兵器の存在価値」。これは今の核抑止の考え方に通じる部分で。もしかしたら当時もそう考えられていたのかなとも思える描写でした。もし日本が先に開発していたら…などと思ったりもしましたが、実際はそうではなかったですよね。その他にも、戦争を起こす為の主義主張=大義名分のやりとりなど、ある意味、タブーとされてきた部分へスポットを当てていく試みには最後まで驚かされました。

 ただ、終わり方は少々納得いかないというか…葵達が力を合わせれば歴史も(少しは)変えられたのでは?と思うので。リアル追求なのか、「if」をやって見せるのかどっちともつかなくて消化不良な感がありました。戦争が歴史通りに起きて原爆も投下されてしまいました。沢山の人が死んだのですから、どうして足掻かなかったのかと思わずにはいられません。でも、日本のTVアニメではなかなか見ることのない、戦前の日本文化の描写、上海のにぎわいなどは勉強になりましたし、満州事変への流れなど、歴史について考えさせられる場面も多かったです。

 キャラクターは大人っぽくてどのキャラもステキでした。感情豊かな葵と軍人気質な葛は噛み合わないところが逆に魅力でしたし、清楚な雪菜と彼女に仕える寡黙な棗の主従コンビも良かったです。一番感心したのは、声優さん達が中国語やドイツ語などの外来語でセリフをこなされていたこと。これは本当に驚きでした。きっと苦労されたんだろうな…。

 後で知ったんですが、第7話は諸事情により話が差し替えられているそうですね。本来の内容はやはりTVの電波にはのせられないのかと思い、まだまだタブーは存在するんだと痛感しました。難しい…
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原作つきアニメ、まとめて感想です。

2011年06月27日 09時35分59秒 | TVアニメ鑑賞記録
 備忘録代わりのアニメ鑑賞まとめて感想再びいきます~!勿論どの作品も原作未読ですっ(自信満々に言うことではない気が/汗)

 ・刀語(レコーダー録画鑑賞)
 全話録画終えてからの鑑賞でした。と言うことは、1話が去年の1月…な、長っ(汗)。それほど長いスパンでの放映、なかなかあるものではないですよね。それにふさわしいアニメのクオリティーだったと思います。刀を持たない(持てない?)剣術の流派にも驚いたし、伝説の12本の刀の設定もすごかった。とにかく複雑なお話ではありましたが、本筋はやはりボーイミーツガールだと思います。感情の薄かった、まさに生ける刀の七花が、感情豊かなとがめと旅を続けていく中で、少しずつ人間らしくなっていく過程、とがめとの絆を深めていく過程がきめ細かく描かれていました。深まり過ぎてバカップルになっていたのはご愛嬌(爆)なので、とがめが死んでしまう結末はとても悲しかったです。出来たら歴史が変わって新しく二人の関係が始まって欲しかった…。けど、歴史は変わることなく、淡々と時間が過ぎていくエンディング。でも七花の中では何かが確実に変わっているのですよね。そんな何とも言えない余韻を残したアニメでした。

 ・夢喰いメリー(レコーダー録画鑑賞)
 1話を録り損ねて、2話から見始めました。キャラクターの一人秋柳貴照のCVが慎之介君だったという実に安易な理由からですが(爆)。が、これが予想外に(うわ)面白かった(すみません/汗)。主人公・夢路のヒーロー好き&格闘術で夢魔と戦うメリーの設定がツボに思いきりきましたね。失った記憶、自分の存在意味に悩むメリーを励ます夢路の関係も萌えでしたし。他にも、ストイックな夢魔エンギ(遠藤綾さんの声ピッタリ!)が強くてとてもカッコ良かったりと、燃える要素も色々あって結局録り溜めしないで毎週見てました。原作が未完結な為物語途中で終わってしまったのは残念。是非2期をやって欲しいです。そうそう、貴照!あの作品の中では一種独特な雰囲気を醸し出している男の子でもっと色んな面を見たかった!1話にセリフが1個2個しかない時が殆どだったので…(泣)

 ・海月姫(レコーダー録画鑑賞)
 1,2話録り損ね、3話から(大汗)。難しい設定のアニメじゃなかったのでそこからでもついていけました。この作品は何と言っても、おんぼろアパート天水館の住人達尼ーずの女性達の強烈な個性!!!定職を持たず、流行からも背を向け、どちらかと言えば卑屈に生きてるはずの彼女達がなぜか生き生きしてるという(笑)。そこに惹かれ何かと絡んでくる女装男子の蔵之介、巻き込まれた感じの兄・修の人間関係がとても面白くてあっという間に見てしまいました。クラゲオタクなメインヒロイン、月海の変化(外見も内面も)に目を奪われていく、蔵之介と修の様子もかわいくて微笑ましかったです。声オタ的には、女装が似合い過ぎる蔵之介@斎賀さんと30歳童貞メガネ男子な修@諏訪部君の演技を毎回鑑賞するのが楽しくて仕方ありませんでした♪このアニメも、本当にイイところで終わってしまったので、是非是非2期をやっていただきたいです!恋の行方が気になります!!

 ・レベルE(録画DVD鑑賞)
 娘に録画してもらったものを一気に見ました(11話だけ録り逃してあるので、そこはまた補完したい…)。さすが当時話題になったコミックス原作だけのことはあります。はちゃめちゃな設定に無茶苦茶なキャラクター達が織り成すバカバカしい話についつい爆笑してしまいました。バカ王子がとにかくぶっ飛んでいて、誰もついていけないところがまず笑えます。遊び感覚でやってる悪ふざけが地球規模だったりするのが面白いですね。でも一番は、やはりクラフト隊長!!テンションの上がり下がりがものすごく激しくて特にキレた時の言動が哀愁を誘うんですよね~♪子安君大ノリで演じられているんだなっていうのが伝わってきます。これでも全エピソードをアニメ化していないので2期があるかも…?

 やっと書けた…!!サクッと終わらそうと思ったんですが書いていくうちにあれもこれもになってしまった(大汗)。やはりレビューは難しいです。
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