たまてばこ新聞

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レコーダー録画鑑賞「ムシブギョー」。

2013年10月18日 22時51分21秒 | TVアニメ鑑賞記録
 少年サンデー連載作品らしい、どちらかと言えば爽やかというか全力で前向き、でも変に濃くないストーリーのアニメでした。

 蟲の蔓延る江戸時代風の世界観が新しかったですね。蟲も蝶やトンボ、カブトムシといったスタンダードな昆虫ではなく、真田十勇士がカメムシ、ダンゴムシ、ムカデなど人に嫌われる系なのがすごく興味深かったです。ちなみに自分は虫類苦手じゃないので視点が面白いなぁと好感持っていました(爆)

 最初は、なかなか馴染めなかったKENN君の仁兵衛ヴォイスでしたが、折り返し過ぎた頃には仁兵衛=KENN君になっていて、連続ものは声優さんが役に入り込んでいく過程を見られる楽しみがあるなぁと実感しました。一見暑苦しい性格、でも常に前向き、落ち込む仲間を「良かった探し(懐かしや)」で励ます仁兵衛が終盤に来るほど輝いていた気がします。

 蟲奉行とのやり取りで特にそれがはっきり表れていて。自らの呪われた生を恨み闇へ落ちていきそうになる彼女を力づける仁兵衛の言葉がとても心地良かった!観ていて何か不思議と自分まで励まされていたように思います。

 その他にも春菊な江口君、小鳥な真守君、無涯な寺島君、幸村な諏訪部君とキャスト陣も充実でしたね~耳福!

 原作のストックも少ない為、仁兵衛にまつわる設定話(母方が蟲人?)も少し語られただけなのがとても残念!是非原作がたまったら2期お願いしたいですね。月島流の技もまだまだたくさんありそうですし。

 主題歌が映像と上手に融合していて繰り返し聴くぐらい良かったのも収穫でした♪
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