たまてばこ新聞

アニメ&特撮オタ歴50年、まだ×2現役やってます!ホグワーツレガシー絶賛プレイ中♪

SOUND THEATRE 「A BASE METAL」千秋楽公演観に行ってきました。

2014年02月05日 12時02分00秒 | イベント、舞台など
 20列くらいしかない小ぶりの、しかも傾斜のあるシアターでとても観やすかったです。しかし、2時間程度を予想して行ったら休憩挟んで3時間の長丁場!ボリューム満点でした!!

 サウンドシアターの元々のファンや役者さんのファンなど客層が様々なところが声優イベントとは違う独特の雰囲気を醸し出していた気がします(あ、でもやはり諏訪部君、沢城さん目当ての方は多かった模様)。

 今回の舞台はフランス革命直前の不穏な時代のお話でした。錬金術師をモチーフにはしていたけれど、錬金術自体に深い説明は無く、あくまで魔法的な扱い。

 MARS REDの時も少し感じていましたが、この作家さんの作品は全体的に話が散漫になる感じですね。細かい場面の転換が多くて時々脳内フル回転で追いかけていました。カリオストロ、カサノヴァが過去エピソードを並行しながら、シャルルが狂言回しで本筋を進める形で主人公を特に誰、と設定していなかったのか、誰に感情移入していいのかわからなくなったり(汗)。その点は、MARS REDのほうがわかりやすかったですね。

 最終的には最大の錬金術=革命、となった訳ですが、何となくすっきりしない感じ。シナリオ的にも盤上の駒を一気にひっくり返すような展開。ちょっと無理があった気がします。

 カリオストロと皇太子の交流を一番見せたかったのかなぁ。

 話はこんな感じでモヤモヤでしたが、諏訪部君はカッコ良かったです!伯爵の衣装遠くからでもステキでした~♪台詞の合間の息遣い、ささやき声、細かい演技の一つ一つをしっかり耳だけでなく体全体で感じてきました☆カリオストロの他にもルイ16世と大司教も兼ねていて、特にルイ16世の肥え太った王族の雰囲気が声から伝わってきました。兼ね役も含めて3役分のパターン、いや、カリオストロは素が不良なので(おい)もうひとつパターン増えて4役分ですね。いろいろな声が聞けて幸せでした。

 沢城さんは中性的な青年、少年役は本当にハマりますね。素に戻ればガラッと女性の声になりますし、使い分けがすごいです。紫吹さんはさすが元宝塚の方です。男性の演技がカッコイイ!出番の無い時に椅子に腰かけているシルエットが男性そのものだったのには感動でした。加納さんの存在感、長い時を生きてきたサンジェルマンの謎めいた、とらえどころのない雰囲気が舞台全体を包んでいたと思います。

 演出では、大量のスモークが噴射されるのにビックリ!あと、ドーナツ状にポコポコ出てくる煙がなんだかおもしろかったです。

 本当はアフタートークの話も書きたかったんですが、時間が(汗)。忘れなければ後日書きたいと思います(大汗)
コメント