たまてばこ新聞

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アマプラ配信鑑賞「天穂のサクナヒメ」。

2024年09月30日 17時11分40秒 | TVアニメ鑑賞記録
 原作ゲームをやり込んだこともあり、期待と不安とで視聴していました。シンプルとはいえ、シナリオのボリュームは1クールで収まりきらないのでは…というのが一番の懸念でした。

 しかし、予想以上に終盤の数話はきれいにまとめてあり、ゲームを知らない人でも十分に楽しめるものになっていました。石丸の悲しき人生を大きく取り上げることで、ラスボスの悪ぶりが強調され、タマ爺との別れも含めラストバトルはそれなり盛り上がりを見せたと思います。

 ただ、ゲームをプレイした身とすれば、この作品のテーマである「米は力だ!」の描写が弱過ぎたと感じます。1クールに収める為に、米作りの過程を端折ってしまったのは痛いです。良いお米を作ることでサクナのステータスも上がる=強くなるところを見せないのはさみしい…。その点でいうと、ストーリー前半をもう少しお米作りに割いて欲しかったですね。ゲームではとても苦労してやっていたので。

 あとは、アクションシーンがつまらない。頑張っていたのは理解出来なくもないですが、実際のゲームでのスピーディーな羽衣さばきはあんなもんじゃなかった。サクナとココロワの百合シーン(ココロワの出番めちゃくちゃ増えていた)に力を入れるくらいなら、鬼とのバトルシーンをこだわらないと。

 声優さんの演技は、ゲームからの引継ぎということもあり、とても良かったです。特にサクナの大空さんは生き生きとサクナを演じており、悲しいシーンにはグッときてしまいました。主題歌はOPが作品と合っていなくて最後まで好きになれませんでした。EDはまあまあ。田植え唄が唯一の救い。

 ゲームのアニメ化、本当に難しいですよね…。期待し過ぎてはいけない、というか不安なら観ないほうがいいかもなぁ。

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