樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

近江富士

2010-12-18 10:02:20 | 日記
12月12日
伊勢の帰り道、野洲市の「近江富士」こと三上山に寄る。

ふもとには御上神社(みかみじんじゃ)が鎮守の森と共にあり
その前には悠紀祭田まである、なんだか霊験あらたかな場所
(悠紀祭田は占いにより選ばれた新嘗祭に献上するお米をつくる田んぼ)
         後ろの山が三上山
        

  表登山道には結構な岩場もあり、約1時間久しぶりにいい汗をかく
  頂上にはお社。そこからは琵琶湖も見える
          

             ちょっと霞んだ近江平野
                 

          帰りは楽な裏道
          途中 御上神社の別宮も
              

          御上神社本殿(重要文化財)
             
       


お社の屋根って薄い板をこうやって幾重にも重ねてあの曲線が作られていたのか
           

宮大工の技法・・・奥が深い

表参道

2010-12-18 09:47:51 | 日記
日本の神様は
アッラーやキリストのような一神教と違い
八百万の神であり、すべてを受け入れてしまうようなところがいい。


駐車場から宇治橋まで、表参道が賑やかだ
「おかげ横丁」

           伊勢名物、「赤福」本店
           


    こんな町並み、お土産やさんが続く
     

              

     

   一歩裏へ入ると のどか なんだけど
   


おなかがすいた
伊勢名物の「伊勢うどん」
地元の人にきいたら、やわらかくて美味しいけど
関東の人間には食べられないと思う、と。

         そこで「豚捨」というお店を教えてもらった。
         ここは「牛」を食べさせてくれるところ
           

食べ終わってから思い出す。あ!写真撮るの忘れた・・・
美味しい「牛丼」はおなかの中の思い出

内宮へ

2010-12-18 09:07:06 | 旅行
外宮で約1時間、土宮・風宮・をゆっくりまわり
天照大神の内宮へ

両側の歩道に大小の石灯篭が並ぶ御幸通りに導かれ
月読神社の横を通り過ぎ内宮へ

                 宇治橋と鳥居
                

神社はいくつかの橋を渡るのだが、
その度に神の世界へ一歩一歩近づき、足を踏み入れているということ
「ハシ」という世界への「ハシ」渡し

       
  25年に1回式年遷宮という祭事を行いお社も橋も移す。 
  その新たな橋の場所が既に選定・準備されている  
  
伊勢神宮のご神体とされているものは「八咫鏡」(やたのかがみ)
熊野大社の八咫烏である
鏡はそっくりそのまま映すもの
遷宮の「遷」は「遷す」(うつす)という意味
まったく同じ世界を遷す行事が式年遷宮
ついでに言うと、「うつす」の「うつ」は「現実世界」ということ
と聞いたことがある。

2000年の時をこの神宮はこうして越えてきた。
次の式年遷宮は平成25年

2時間半かけてゆっくり玉砂利を踏む
しかし、
ここはもう既に観光地
40年前の静寂さ、神聖さは残念ながら微塵もない
ただ、変わらぬものは森だけかもしれない。

伊勢参りは人の少ない朝早くか、夕方に来なければなるまい