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テントかついで10時間歩く・・・
と以前入会していた某山岳会の隊長さんに脅かされていた山
飯豊山(いいでさん)
登ると いいで~! なんて冗談言ってられない山だと。
三春の帰り、喜多方方面「川入」から入る。
前日、郡山は街中が冠水するほど大雨だったから
天候が心配だったけど、
某山大好きなお姉さんから「ぴーかんお守り」をいただいて
それをリュックにつけて、信じて出発。天気はまずまず。
山間部の民宿を抜け、御沢野営場に登山口がある。
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鳥居のように大きな杉の木が二本、お社を守っている
飯豊山は信仰の山、昔は女人禁制だったようだ。
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ここは表参道、いよいよ8時間の登りの始まり
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下十五里、中十五里、上十五里と標識が立つブナ林をひたすら登る。
横峰さくらならぬ、横峰小屋跡まで3時間
ここから2時間で三国岳をめざす。
苦しいときにこの「峰秀水」はなんと力になることか!
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命の水、とはよく言ったものだ
ぐいっと3杯飲んで先へ進む
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振り返ると結構歩いたなあ~と驚く
三国小屋への最後の登りはダブルストックが邪魔になるほどの岩稜
手も足も使ってにじりあがること1時間半
三国小屋に到着、中をかりてお昼ご飯とする。
一応避難小屋なんだけど、夏場は食事は出ないが管理人がいる小屋
ひまだったのか、管理人さんが話しかけてきた。ぼそぼそっとグチを
こぼしていたっけ。大変だと思う。
がけから落ちて遭難しないようにな!と励まされる?
種蒔山経由今日の宿泊予定の切合小屋(きりあわせこや)まであと2時間弱
種蒔山まではまたまた鎖場が続く・・・
小屋到着
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ここも避難小屋だが、この連邦で唯一食事を提供してくれる小屋
25日には小屋を閉めて(冬用の避難小屋にして)山を下りるという
とびっきり人懐っこそうな笑顔の管理人、長谷川さん
この小屋はお米を3合持ってあがると宿泊費が安くなる。
寝袋を広げて自分の場所を確保。この時期はすいているのか、4畳に2人間隔
食堂がないけど・・・と思っていたら
夕食(きっと毎夕)のカレーは確保した寝場所でそれぞれ食す。
缶ビールもあり!水もしっかりあり!
トイレは別棟、雨水を利用した水洗
色々な山小屋があるもので、その土地の感覚もあり、面白い。
管理人の長谷川さん、ほんとにいい方で、
一緒に写真を撮らなかったのが悔やまれる。
さて翌日、夜降っていた雨はやんだが・・・
朝食はお味噌汁・ご飯・生卵・佃煮・のりを一人一人お盆にのせて
自分の居場所に運んでいただく。こんな方法もいいね。
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風が強い、曇り
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右奥が飯豊山
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いくつもの岩稜を越えて本山小屋まで2時間半
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小屋の脇に飯豊山神社が祭られている
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山頂はここから20分
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残念ながら霧の中、展望はなく早々に下山する
振り返ると
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辛いときは、少ないけれど花々が慰めてくれる。
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ひたすら下り約9時間
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やっとブナ林にもどるとほっとする
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変なきのこたち
へろへろになりながら、「そば」「そば」「温泉」と唱えながら歩く。
そうです!ふもとの「山都」(やまと)村は知る人ぞ知る蕎麦の町
帰りに寄った「はせがわ」蕎麦や
満足満足!!そこのお店のおばさんが飯豊山登ったのか?と声をかけてきた。
切合小屋のあのおじさん、長谷川さんはここのお蕎麦やの2軒上の家の人だった。
この町はほぼ「長谷川」さんと「佐藤」さんでしめられているそうな。
ここのお蕎麦やさん、蕎麦の食べ放題と宿泊で1泊1万円
次回来る事があったら、ここに泊まろう