樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

母の一言

2011-10-11 23:55:11 | 日記
三連休を金沢で過ごした母の一言
 
あなたはこっちののんびりした空気が合っている。
東京に出てきたら息苦しくて住めないね

だって。

母を一人にさせておくのは危なくて
来春からなんとか東京にて仕事を探し
東京に帰る方向で動き始めていた。

でも体か頭のどこかの片隅に
金沢を離れて雪のないあの乾燥砂漠の東京でほんとに住めるかどうか、
と迷い悩んでいるのは確か。

なんとかなるさ~ ナンクルナイサ! と
割り切ったつもりだったが、
なにげないこの母の言葉は
痛い

体育の日の連休

2011-10-11 22:47:11 | 日記
お天気も安定した10月の連休

北海道へ行くといつもお世話をかけていた
全校生徒数33人の中学校で英語を教えているいとこが
5歳の息子をつれて、金沢に遊びに来た。

これを聞きつけて、叔母(いとこの母=私の母の妹)と
叔母がいっしょなら、と母が
もれなくついてくることになった。
かしましい3日間の始まりは10月7日(金)

叔母と母はJRで午後早い時間に金沢入り
さっさt浅野川沿いの主計町(かぞえまち)を散策したという。


いとことその息子は夜、羽田経由で小松入り
千歳から小松への直行便は一杯で取れなかったという

金沢市内、郊外ともイベントだらけで
多くの人で賑わっていた。

<1日目>
金沢市内散策
 母は4度目、叔母は2度目、いとこは初めての金沢
 さて、どこへ行けば皆が楽しめるか・・・
 まずは、21世紀美術館~大人も子供も楽しめる♪
  

         「タレルの部屋」で切り取った空を楽しむ
              

         大胆にも作品の中でカードゲームなんかしてみちゃいました(汗
                               

美術館の外の芝生では、クラフトマーケット開催やミニSLの試乗などあり
従兄弟の息子は4回もSLを堪能した。


叔母はオン歳70歳の記念すべき6日後
金沢らしいお麩の懐石料理でお祝い膳を囲む


  お麩のステーキ風
 
             車麩の「すごもり」

  すだれ麩の春巻き

           揚げた生麩にきのこのあんかけ

ゆっくりと時間をかけていただいたのと、笑いすぎて腹いっぱい!
       
     ラピスラズリーの青の間と欄間
             

    老舗みずあめやさん 
                    
                               

夜には娘も合流してガールズトークに花が咲く


<2日目>
70と80のおばあさま方は疲れも見せず朝からしゃきっと
さて、今日はどこにしましょうか・・・
  母のたっての願いで温泉三昧とすることに。
まずは山代温泉のあの古総湯
  その前に叔母達は魯山人が長逗留した「いろは庵」見学
  子供と私達は近くの服部神社の階段にて懐かしい「グリコ」遊び
そして貸しきり状態のお湯へ
  ところが、気持ちよすぎて長湯して、母がちょっとふらふらに
  ここのお湯は完全にかけ流し、加水も加温もしていない
  外の風と天井から吹き込む風の具合でお湯加減を調節している
  だから、人が少ないとお湯の温度が上がってしまうし
  風の吹込みが少ない日も当然温度が上がりやすい

  温泉卵とソフトクリーム+温泉卵のデザートでちょっと一休み
山中温泉でまたお風呂に入る予定を変更し
  鶴仙峡をゆっくりちょっとだけ散策

                あやとり橋は高い!               


  やっぱり石の階段の上り下りはお二人にはキツそうなので
  スローペースの散策となり、本日終了
  帰りは峠を越えて
  山間の田んぼ道をとおり、樹木公園で かつら の木の紅葉を楽しんだ
  かつらの甘いクッキーを焼いたような香りと柔らかなオレンジ色の紅葉
  「熊がでます」という看板に乙女のように騒ぐおばあさん達は屈託がない♪
  夕食にはまたおなか減らした娘も参戦

<3日目>
すっかり忘れていたお買い物タイム
  本日午後、金沢を離れるお二人のお買い物タイム
  駅でお土産をわんさかかったあと、近江町市場へ見学に
  さすがに、宅配で送らなかったけど、金沢の風物詩「ドジョウの蒲焼」を
  ちょっと立食い

ホームまでお見送りに行くと、送る側はなんだか涙が出る
  5歳の電車大好き坊やは大喜びで、なかなか出発しない電車に嬉々とする。

  それからオチビさんと私は公園でまったりと過ごし
  その間にいとこは東茶屋街をゆっくりと散策
  なかなか気に入ってもらえた様子

老若男女、金沢への回数も違うとなかなか皆が満足する計画は難しい
その日暮らしの出たとこ勝負、天候が幸いし
食べ歩き倒した感もないではないが、なんとか無事ご帰国?いただけた。

叔母のパワーに脱帽の3日間