樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

半蔵門寄席スペシャル

2012-07-24 21:10:41 | 日記
勤務先の半蔵門と武蔵小山近くの家の往復の毎日
家に帰ればテレビが嫌いですぐ自分の部屋に引きこもる毎日
笑う事が少なくなっている自分が恐ろしく
落語を聞くようになっている

「半蔵門寄席」という表題に引かれて買ったチケット
よくよく見れば開催場所は半蔵門ではなくて
新宿、紀伊国屋サザンシアター

紀伊国屋書店の紀伊国屋ホールには若い頃何度か足を運んだが・・・
果てさて、新宿の南口
高島屋の突端に紀伊国屋書店がありその5階にこのホールはあった。
(全く新しい建物でした)

「半蔵門寄席」とは何ぞや?
主催の東京FMが半蔵門にあるかららしいが、
副題「わたし、ラジオの味方です3」

今日のお目当て柳家喬太郎がもっている番組
「キンキラ金曜日」というラジオ番組の公開収録であった。

だけど落語バージョンは収録せずに後半のトークのみの収録
とはいえ、おなかを抱えて笑いっぱなし・・・大人のジョークが多かったけどね。

ゲストは前座に桂平治「平林」
中座は笑福亭鶴光、話は大阪淀橋を架けた富豪の噺(題忘れました)
真打は柳家喬太郎「吉田御殿」

中座の笑福亭鶴光はどこかできいたことあるなあ~と思っていたら
若い頃ラジオから聞こえた声!「オールナイト日本」を11年も続けていた
落語家だったんですか、あれは。懐かしいテーマソングがかかってフラッシュバック

落語の噺の中で時々
小話その1 お墓におまいりに行った時、石屋に聞いた。売れてます? まあ、ぼちぼち・・・
など小話がところどころに入る。大阪弁の落語も調子がええなあ~

喬太郎の噺をきいたのはこれで2回目
ちょっとイメージがかわった。動作が大きくて派手な落語家と思いきや、
以外や以外、女形がうまくしっとりと色気をだす。
 若い侍が旅の途中にひょんなことから後家の家に泊まってしまう・・・噺
これがほんとに古典落語?というきわどいしもねた多き噺だったのだが、
品よくさらっと流しながら笑いをとれるというのも芸のうちなんだろう。
落語の時間が長引いて(小話やら体験談が途中で入ってしまうから・・・
収録時間が押してしまったけど
30分も超過して話しまくる鶴光と喬太郎
喬太郎の老眼鏡(鼻眼鏡)がとても雰囲気あってよかったねえ

ラジオは落語と同じ、
聴いて想像を膨らませる娯楽、テレビとはちゃいまんねん!と鶴光はおっしゃっておりましたが
ホンマにそうやねえ、と思う。
でも、落語は生に限ります!ラジオでも想像は膨らませられるけど
あの表情、間をとっている間の顔やしぐさの表情は格別。やっぱり見ないといけませぬ。

ラジオ番組を長く続ける秘訣
その1 お便り
その2 情報
その3 (なんだったっけなあ~?)
と鶴光師匠は伝授してました。

最後に鶴光師匠
テロは世界を救う?をもじってエ(放送禁止用語?)は世界を救う!ときわどくも収録を締めました。
おじさんばかりかと思いきや、客層は若い女性が多くてカップルも。

8月3日金曜日午後8時 東京FM キンキラ金曜 にて ON AIR
地方の方もradiko.jpでPCから聴けるはずですよっ