樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

海風

2014-01-04 22:25:08 | 日記

玉取崎


2日目後半
北側から西へ向かって走る。
途中娘が寄りたいといっていたお店は
冬と言うシーズンである事や年末ということで、ことごとくクローズ

西の端、川平(かびら)湾へ
ここの海は「日本百景」のひとつらしい



すでに日没に近く
緊張して運転していた娘はもうグロッキー状態で、御神崎灯台からは運転手交代

3日目
西表島へ渡るつもりでいたが、雨
船も北側の港へいく船は欠航ときいたので、計画変更。

再度川平湾へ行きグラスボートに乗ることにした。
初めてのるグラスボートに娘はかぶりつきの90分

昨日市場でお目にかかった青い魚たち、熱帯魚、あの「ニモ」=クマノミも
珊瑚礁から顔を出す。

深くて浅い青い海
近くにはマンタに遭えるスポットもあり
プランクトンが豊富な豊な海なんだそうだ。

珊瑚礁も枝状、板状、ボール状、きのこ状、段々畑状、岩状など見るものすべてが不思議だらけ


この海の色も不思議のひとつ


昨日タイムアウトで寄れなかったお店で一息

お庭で摘んだ生のハーブ、月桃、レモングラス、ミントでお茶をいただく


午後は宮良川のヒルギ群落でカヌーに乗る
体育会系の二人はやはり身体を動かさないと、なんだか不自然だよね、と。






川の水位が海の干満によって大きく変わるので
カヌーで出られる時間は満潮時間によって異なるそうだ。
今日は午後2時から、1月は午後4時からとか
川の水は塩っぽい。


マングローブの林を抜けるコース
これを「イナバウアー」という
今日は水位が高いから難易度が高いそうだ。


この洞窟に夕暮れ時夕日が射す
ゆらゆらと奥の洞窟の壁に木々の間をぬって日が射す様はとても美しい!とガイドさんの弁


丸い岩は、実は珊瑚
ここはやはり珊瑚でできた島、を実感する



パドルを水に入れこぐと、ミズスマシのようにす~っと進む。その川面の風、
パドルをあげて川の流れに任すとき、そっとなでてくるその風
どちらも心を平らにしてくれる、心地よい風



岡にあがると
こんなに大きな街路樹が続いている。
200年も前に植樹された木だそうだ。
地元の人たちが子供たちや犬と散歩をしている。

平和な時間
この短期間、この季節では海人にはなれずとも少しだけ川人(かわんちゅう)にはなれたかな。

冬だからだろうか
一際時間の流れがゆっくりだった石垣島
時計をはずし、太陽が昇り落ちるまで遊んだり海を眺めた2013年 年末
頭の中には あの島歌のメロディが何度も再生されてくる。



海人(うみんちゅう)

2014-01-04 09:48:33 | 日記

ドラゴンフルーツ、スターフルーツ、おおたにわたり(菜っ葉)


年末に娘と 南の島・石垣島 のんびり旅 へ
そう、1年の垢おとし。ひたすらにのんびりしたくて
二人で時間を自由にできるコテージ風ペンションに
4日間の予定を全く決めずに飛びました。その日、その風、気分次第・・・

石垣空港、降り立つと意外に寒い。
雨が1週間続いた後で例年になく寒い、と地元民の話。
この日はペンション直行、そこで教えていただいた地元の居酒屋でまずはほっこり。
出る食材は見たことのないものばかり、でも侮れない居酒屋、クオリティ高し!

翌日、
地元の市場へいくと、本土では見たこともない野菜やフルーツ

そして 魚たち。このブルーの魚は刺身で食べたけど、白身でおいしかった!



市場でいちばん年上のおばあちゃん、御年、94歳
沖縄で有名な豚をさばいていらっしゃる。
いい笑顔でした。



豚の顔 を売っている
チラガー


食材も都会のスーパーでは売っていないものばかり。ごそっごそ


石垣には畑はなくて牧草地ばかりだったのだが、
それもそのはず、「石垣牛」が売り物
変に脂身が多くなく、程よくゆっくり運動する牛たちのお肉はとてもおいしい。
レア肉や炙りでのお寿司が美味!


                              
                               街中の大通り


一応今回の旅の本命は、海を眺めてゆっくりすること
そして、もう一つ
娘が免許をとったのでそのデビューを島で飾ろうということも目的。

島一周約160キロを1日で回ろうという計画を立てた島2日目


ところどころ観光名所の訪問は忘れない。
実は思ったより天気がよくなくて、海の色があまりよろしくない。

ちょっと残念な気分。明日以降の天気回復を祈って まずは、石垣鍾乳洞

石垣島自体が珊瑚礁が隆起してできた島だそうで、ほとんどすべての岩が石灰
ここの鍾乳洞は日本の数ある鍾乳洞の中で7番目の大きさを誇るそうで、中をぐるっと40分

              
              

                            
鍾乳洞の中はひんやりすると思いきや、温度が22度くらいで一定のせいか
冬には暖かく感じる。めがねが曇る。

西南あたりに宿があり、そこから右回りでドライブ
市街地を通って北へ
市街地の中心にある港前の交差点の名は
730(ななさんまる)交差点
これは沖縄返還の日にちを記念して名づけられたもの

北の突端手前 玉取崎展望台はとても風が強い

マングローブの一種
マングローブと言うのは固有名詞ではなく、海水と淡水の両方で生きる植物の総称
根っこが長いのが特徴
オヒルギ、メヒルギ、八重山ヒルギ の総称

北側の「伊原間サビチ洞」と名づけられた鍾乳洞
      

                             
                              生きてます
                                1年で1センチ成長するそう

                                          

ここは洞窟を抜けると海にでられるようになっていて

ぱ~と碧い海(曇りのためそれほど碧くはなかった・・・)


でもこちらはどちらかと言うと日本海側
やっぱり太平洋側の海の色とは違いましたね・・・
そこから浜辺へ出る途中に、観音様が佇んでいらっしゃる

どことなくインド系→ガンダーラ仏に近いお顔で、異国情緒がたっぷり



この島は、初夏を思わせるような緑あふれる12月
山人(やまんちゅう)の海人への変身は始まったばかり。

















日出ずる村

2014-01-04 00:39:59 | 日記


山梨県富士川の某所、
ゆずの里 としても有名な場所は
暮れからお正月の間、ダイヤモンド冨士の里 でも名を売っている。

しかしあまり山奥なのであまり人が集まる所ではないらしい、と
話をきいたので、3日の朝訪れてみた。
高速道路を走っていると、甲斐駒ケ岳、北岳が白き雄姿を見せてくれている。

天気は高曇り

現地についてみると 7:15
迫り来る雲が・・・



             

                                




              

結局、雲が頂上近辺の高さに迫りきて
頂上に太陽が重なる ダイヤモンド冨士 は残念ながら見れずとも
雲にはさまれた富士山の肩を走る太陽を 拝んできた。

横の公園には「日出ずる村」と書かれていた
早朝の山村は零下
天気がよければ毎日この光景を目にして起きれる幸せな村


多くのカメラ小僧の中で
このおじさん、泊まっていたのだろう
七輪、ピクニックテーブルでの朝食と、まるで
キャンプをしていたご様子
年をとるとこんな楽しみ方もあるのでしょう・・・か