樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

雪に弱い首都圏

2014-02-10 16:44:08 | 日記
災害に強い都市をめざし?
地震や台風に備えようとしているわけだけど

10年に1回くらいにやってくる雪、それも降り続くわけではない雪に
これだけてこずる首都圏

1週間前くらいから
雪が降ることは分かっていたはず
それに対応できなかったのは何故か。

高速道路はしゃばしゃば、わだちができるほどだというのに
ノーマルタイヤで平気で走っている。
雪見道のハンドル操作も知らないで、急にハンドル切って追い越しをかけるから
スリップするんですって。
ETCは閉鎖してもタイヤのチェックはしないで走らせる。
そりゃ、事故はおこり渋滞しますわ。
雪を甘く見ているんじゃないかいな。
まるで新潟の吹雪の高速道路を走っているような様相なのに。

除雪車も配備は1台くらいなんだろうなあ。
どこからか応援部隊を派遣するにも時間がかかるのでしょう。

大きな災害を想定することも必要だけど、
もう少し生活に近い部分での見直しも必要なんではないかしら。

大雪の翌日、成田周りと首都高速はほとんど通行止め
下道でも立ち往生した車があちこちで渋滞を引き起こし、
成田ー東京(品川区)間、何時間かかったと思います?

6時間半

東京から大雪の金沢まで車で走って帰っていたときは
除雪作業の渋滞にひっかかったとしても
7時間もあれば着くというのに。

急にまた、金沢へ帰りたくなってきた・・・



成田空港難民

2014-02-10 15:49:05 | 日記


2月8日の関東地方13年ぶりの大雪の為
成田空港で欠航が相次いだ。
それも公共交通手段がすでに終わった後に
欠航となれば、空港に一泊しなければならないはめになる。

そんな人々が約5000人
椅子以外に通路、エレベーター前、搭乗手続きカウンターの上などなど
所狭しと横になって一晩明かす。難民というか・・・

私達の飛行機は
定刻より1時間遅れて出発の為、その時間に飛行機に乗りこめた。

ところが、
機体に付着した雪を落とすための作業を待たなければならなかった。
その時、夜の10時



隣のゲートに入っていた飛行機がやっと終わって飛び立ったので、
次はこちらかと思いきや
順番があるらしく、3番手であることが機長からの機内アナウンスでわかった。

ところがそれから1時間なんのアナウンスもなかったが
次のアナウンスで、成田には3台しか雪落としの機材がなく
(ゆきおとし、というより高圧洗浄のようなもので水+氷解剤を吹き付ける)
そのうちの1台が壊れた、というアナウンス。

それでも我慢して順番を待っている、と
そして氷解剤をタンクにつめている、と

ところが
次にアナウンスがあったのは
午前2時15分前

"Unfortunately ..." と始まったアナウンス
あと13分で成田空港は over だと。閉鎖、ということ。作業は中止、ということ。

夜中の2時に、フライトはキャンセルになり
空港に放り出された。
すでに4000人近くに人々が所狭しと転がって寝ている。
慣れた?人たちなのか、床より冷たくない高いカウンターの上や
搭乗手続きのところにあるベルトの上や
グループで集まって回りにトランクをめぐらして
バリケードのようにして風を防いでいる。

航空会社によっては、寝袋(お持ち帰り可)と毛布が与えられている様子
アメリカの飛行機会社だったためか、こちらは成田空港が準備した毛布
(好きなだけ枚数はいただけましたが)と水のペットボトルとナビスコクラッカー

朝に別便を予約しなおそうとした時に分かったことだけど
一昨日から泊まっている人たちもいた。
お国柄によって、待ち方も色々。待ちなれている国の人もいるのか、
なかなか得がたい体験だったなあ。

トム ハンクス主演の映画「エアポート」だったか、
空港から出られなくなり1ヶ月以上空港内で生活したという実話があったが
平和な日本ではそんなことは起きるはずもなく、でも
ふっとそんなこともありえるんだなあ~ と思う。