樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

雪との戯れ

2014-02-25 21:55:57 | 日記

日光 湯元 刈込池


福井県にある紅葉が美しく湖面に映る刈込池
と同じ名前を持つ日光 刈込池
有名ないろは坂を登りつめた先にある温泉街の奥

雪も一段落した週末
雪のために雪遊びができなかった2月
やっと終盤に雪との戯れにでかけられた。


湯元の源泉
硫黄の温泉がぷくぷくと湧き出でている


           

                       
                        日光は内陸なのでとても冷える
                         この日、お日様は燦燦と輝いていたが
                              気温は-5~7度

源泉の奥から登山道が始まる
15分ほど登りつめると林道とぶつかり
これから素敵なスノーシューハイクの始まり始まり


いやいや刈込池ならぬ 刈込湖 でした・・・

                     
                      この足跡は・・・
                        狸か狐か とにかく体重が軽い四足動物か
                                       猪にしては軽やか?

                                    
                                     こちらはおなじみ ウサギの足跡
                                       こちらへ向かって走っている・・・

雪の芸術はいたるところにあり
目を楽しませてくれる。
      
        これは風いたずら
        まるで海を泳ぐマンタの口先のよう


アップダウンを繰り返し到着した刈込池


湖面はすべて雪に埋まり空の蒼とのコントラスト
果敢に湖面の上を歩く人がいるようで
無数の足跡
この先切込池~光徳牧場(クロスカントリーのメッカ)へ抜ける道が続く


こんなに気持ちよい日
すっかり汗びっしょり
すれ違う人たちも少ない。

静かな湖面の端っこで
のんびり過ごそうとやおら木の枝に腰を下ろし
コーヒー&ランチタイム

風が吹き始め寒くなるまで 時が耳の横を流れていく




帰りも雪の林を
鳥のさえずり、高い高い木々の上、頭上の風のささやきを楽しみながら
思わず顔がニヤニヤとほころんでいく


自分がざくざくと歩く音
ストックを雪にさして引き抜くときに聞こえる
船着場の船とドックの壁がこすれた時に出る音にも似た
ギシギシいう音
光が差し込むキラキラした音
ほんまに豊か!


往路では見なかった足跡発見
          

                           
                             お猿の足跡


3時間あまりで振り出しに戻る


これも 風紋
よく冷えたさらさらの雪
まるで砂のごとく風に遊ばれ
たおやかな曲線を作り出す



本日の私のいでたち

そして、湯元です!
汗かいた身体を目の前が雪原の露天風呂に沈める。
洗った髪はばりばりに凍りつく寒さだと言うのに
身体は湯船にとろけていく・・・

湯船を出て走れば数歩のところに
薄黄色の花がひっそりと、たぶん、 蝋梅 が春を告げていた