
5月27日土曜日、雨
三陸海岸を北上し、田野畑村での サクラソウ観察会 へ参加するため
霧が立ち込める沿岸道路をひた走る。
トンネルを抜ける都度、濃度の違う霧のトンネルに突入すること
幾度繰り返したであろうか。フォグランプを頼りに3時間
霧がふっと去った瞬間、山側の
みずき、藤、朴、栃などの花が目を惹く。
雨が降っていようと霧が出ていようと
現場主義だから兎に角、開催地へ
着いた時も雨
でも、お湿りがあって、木々の葉っぱは生き返っている。

うつぎ
田代地区をゆっくり散策して回る。

樹齢300年越えの桂の木=ご神木
高齢化は避けてとおれない、が
何を積極的にするわけでもなく・・・

こうして廃屋が増えていき、放置している状態を
まざまざとこの目で捉える。

ミスティな林は何かパワーを内在している

やっと出会えた サクラソウ は昨年夏の台風被害を受けて
川縁に自制していたサクラソウのほとんどが流されてしまった、とのこと。
この写真のものはなんとかふんばった4株の一つ
守る会がえぐれた場所の再生を手掛けている。
出発場所に戻ると、
地元のおばさんたちが山菜尽くし昼食を用意してくださっていた。

うるい、しどけ、ぜんまい、ウド・・・のおひたしや漬け物、煮物
そして、梅干し入りの基本的なおにぎりとお味噌汁
お豆腐だけのお味噌汁だけど(きざみのりをかける)、お豆腐がおいしいせいか
素朴で優しい味。昔は、「はちはい汁」と言ったそうな。
美味しくて8杯もおかわりをする・・・って?!
サクラソウには特殊な長い口をもった蜂が仲介し
花を増やしていくのだそうだ。その蜂はもぐらが作った土の中の通り道に
巣をつくるらしい。
サクラソウ、蜂、もぐら、
どれか一つが欠けても自然形態は崩れてしまう。
繊細な目に見えないミステリアスな現実
自然形態を崩さないように、見守るしかないすべはなし。