樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

霧の中

2017-05-28 22:04:09 | 日記


5月27日土曜日、雨
三陸海岸を北上し、田野畑村での サクラソウ観察会 へ参加するため
霧が立ち込める沿岸道路をひた走る。

トンネルを抜ける都度、濃度の違う霧のトンネルに突入すること
幾度繰り返したであろうか。フォグランプを頼りに3時間
霧がふっと去った瞬間、山側の
みずき、藤、朴、栃などの花が目を惹く。

雨が降っていようと霧が出ていようと
現場主義だから兎に角、開催地へ

着いた時も雨
でも、お湿りがあって、木々の葉っぱは生き返っている。


うつぎ


田代地区をゆっくり散策して回る。


樹齢300年越えの桂の木=ご神木


高齢化は避けてとおれない、が
何を積極的にするわけでもなく・・・


こうして廃屋が増えていき、放置している状態を
まざまざとこの目で捉える。


ミスティな林は何かパワーを内在している




やっと出会えた サクラソウ は昨年夏の台風被害を受けて
川縁に自制していたサクラソウのほとんどが流されてしまった、とのこと。
この写真のものはなんとかふんばった4株の一つ

守る会がえぐれた場所の再生を手掛けている。

出発場所に戻ると、
地元のおばさんたちが山菜尽くし昼食を用意してくださっていた。


うるい、しどけ、ぜんまい、ウド・・・のおひたしや漬け物、煮物
そして、梅干し入りの基本的なおにぎりとお味噌汁
お豆腐だけのお味噌汁だけど(きざみのりをかける)、お豆腐がおいしいせいか
素朴で優しい味。昔は、「はちはい汁」と言ったそうな。
美味しくて8杯もおかわりをする・・・って?!

サクラソウには特殊な長い口をもった蜂が仲介し
花を増やしていくのだそうだ。その蜂はもぐらが作った土の中の通り道に
巣をつくるらしい。

サクラソウ、蜂、もぐら、
どれか一つが欠けても自然形態は崩れてしまう。
繊細な目に見えないミステリアスな現実

自然形態を崩さないように、見守るしかないすべはなし。