
サンカヨウ
寒くてセーターを着込んだ土曜を吹っ飛ばすように
暖かく晴れた日曜日
それでも朝9度
白山の登山口、市ノ瀬に7:00集合
NPOの活動、復帰第一段は初恋の山のお世話
チブリ尾根のブナに逢える!

両手を広げて待っていてくれたんだ~!と思える懐広きブナ
手入れをし始めてから13年。
登山道整備を毎年行ってきてくれていたメンバーが驚くほど
今年は雪崩の爪痕、倒木が多く登山道を塞ぐ

雪崩の力やただ雪の重みでおれてしまった樹
登山道を塞いでいる場合はノコギリで切らざるを得ない
そんな作業を何回も繰り返し
大きな太い倒木はチェーンソーで切る。
切った樹の枝は使えるものは後に登山道整備の杭とする
なるべくその土地の材を利用して自然に近い状態で整備する

倒木を整理した後で次の登山道まで雪渓に道しるべ

水場までの班と避難小屋の樋付けなどの上部班とに別れて作業する

老木より顔を出す幼顔

懐で安心しきってはしゃぐ子供かな
厳しい冬を越した生命の瑞々しさ
溢れる喜び
ちょっと疲弊し始めていたキシキシの身体がリセットされた思い
でも、ノコギリ作業で使っていなかった腕の筋肉が・・・
明日は泣き出すだろうなあ
と思いつつ
登山道にきっている水路をメンテナンスしながら下山する