母が通っている眼科でのこと。
待合室で待っていると奥の診察室から
一人のおばあ様が出ていらした。
その方はきれいなピンク色のセーターを着、
細かいヒダのロングのプリーツスカートをはいて
いらしたそうな。
受付で診察料を支払うとき
1万円札をだして、「すみません、700円のところ1万円だして・・・」と。
お釣りをゆっくりお財布に入れて玄関へ向かい靴を履いた。その時
踵を踏んでいるのを見た母(84歳)は、思わず危ない!と思い
靴べらを差し出しにいったらしい。
おばあ様は、靴べらはいりません、大丈夫ですから・・・ と断り
腰も曲がらず、しゃんと玄関を出て行こうとされたが、その時
奥から先生がやってきて、
「昨日はお誕生日でしたね、おめでとうございます!」と言って
お見送りをなさった。
受付の方が母のところへやってきて、あの方は人にかまわれるのが
大嫌いな方なので、少し心配ですが、大丈夫ですよ、ほって置いてあげてください
とおっしゃったという。
診察の順が回って母の番。診察が終わったところで
先生曰く「先ほどの方は昨日で満101歳なんですよ!私の患者で一番ご高齢で宝物なんです」と。
たぶん、その方は決してデイケアへ行く事はないであろう。
集団で何かをすることはないであろう。
でも、自分で身の回りのこと以上のことをして日常暮らしていらっしゃる。
何か趣味をもっていらして愉しんでいらっしゃるのかもしれない。
母は自分のひよっこさ加減を感じた、と言っていた。
そのおばあ様を、わが進むべく道!と定めるに違いない。
待合室で待っていると奥の診察室から
一人のおばあ様が出ていらした。
その方はきれいなピンク色のセーターを着、
細かいヒダのロングのプリーツスカートをはいて
いらしたそうな。
受付で診察料を支払うとき
1万円札をだして、「すみません、700円のところ1万円だして・・・」と。
お釣りをゆっくりお財布に入れて玄関へ向かい靴を履いた。その時
踵を踏んでいるのを見た母(84歳)は、思わず危ない!と思い
靴べらを差し出しにいったらしい。
おばあ様は、靴べらはいりません、大丈夫ですから・・・ と断り
腰も曲がらず、しゃんと玄関を出て行こうとされたが、その時
奥から先生がやってきて、
「昨日はお誕生日でしたね、おめでとうございます!」と言って
お見送りをなさった。
受付の方が母のところへやってきて、あの方は人にかまわれるのが
大嫌いな方なので、少し心配ですが、大丈夫ですよ、ほって置いてあげてください
とおっしゃったという。
診察の順が回って母の番。診察が終わったところで
先生曰く「先ほどの方は昨日で満101歳なんですよ!私の患者で一番ご高齢で宝物なんです」と。
たぶん、その方は決してデイケアへ行く事はないであろう。
集団で何かをすることはないであろう。
でも、自分で身の回りのこと以上のことをして日常暮らしていらっしゃる。
何か趣味をもっていらして愉しんでいらっしゃるのかもしれない。
母は自分のひよっこさ加減を感じた、と言っていた。
そのおばあ様を、わが進むべく道!と定めるに違いない。
コメントありがとうございます。
シャキッとなるべく人に頼らずに
生きられればいいですね。
その前に、私はもうあまり長生きしたくないです。
同じ世代でしょうか・・・似たような状況。
私は頼られるとボケるのではないかと、
母には一人住まいしてもらっています。
薄情なんです。
介護するほうも介護されるほうも笑える介護に
なるといいですね。ケ・セ・ラ・セラ!ですよ!
樹さんの、お母様も、達者ですね。
我が母は、痴呆が始まり、この先が、とても不安なんです。 年齢も、ほぼ同じ、、、なのに。