柳家三三(さんざ)の独演会 12月の段
今年は毎月欠かさず虎ノ門イイノホールへ通いました。
7月は独演会自体が夏休みだったので
行かなかったけれども
その分師匠の小三治の噺もきけて
桂宮治も三度ほど耳にしてずいぶんそれぞれの持ち味がわかるようになってきました。
充実した落語一年
古典落語は江戸庶民の長家生活を伝え
生き様を想像し
江戸っ子のチャキチャキさを感じ
時空を超えた笑いがある。
文化だなぁ~
今年最後の演目は
今回初披露の「権助魚」
「火事息子」
「三人旅」
どれも面白いんだけど、
火事息子では「臥煙(がえん)」という言葉を知りました。
め組などとよく聞く火消しにも階級や
持ち場が決まっていることは知ってましたが、
例えば金沢の加賀鳶は
大名に限った火消しだそうな。
臥煙は身体中彫り物だらけで
普段は任侠に近い存在らしいけど
いざ火事があると濡れ法被一枚ですっ飛んでいく。
彼らは一部屋で寝食ともにしていて
寝る部屋には長~い丸太が置いてあり
それを枕にして寝ているそうな。
火事が起これば丸太の端っこを一叩きすれば
飛び起きる!という寸法だったとか。
ここから、「叩き起こす」という言葉がでてきたらしい。
うぃ~、落語は奥深いねぇ♪
それにしても
三三師匠、師匠の小三治に似て
枕 がやけに長くなり始めたんではありませんかねぇ?!
どこかで叩き起こされることになりかねない(笑)
今年は毎月欠かさず虎ノ門イイノホールへ通いました。
7月は独演会自体が夏休みだったので
行かなかったけれども
その分師匠の小三治の噺もきけて
桂宮治も三度ほど耳にしてずいぶんそれぞれの持ち味がわかるようになってきました。
充実した落語一年
古典落語は江戸庶民の長家生活を伝え
生き様を想像し
江戸っ子のチャキチャキさを感じ
時空を超えた笑いがある。
文化だなぁ~
今年最後の演目は
今回初披露の「権助魚」
「火事息子」
「三人旅」
どれも面白いんだけど、
火事息子では「臥煙(がえん)」という言葉を知りました。
め組などとよく聞く火消しにも階級や
持ち場が決まっていることは知ってましたが、
例えば金沢の加賀鳶は
大名に限った火消しだそうな。
臥煙は身体中彫り物だらけで
普段は任侠に近い存在らしいけど
いざ火事があると濡れ法被一枚ですっ飛んでいく。
彼らは一部屋で寝食ともにしていて
寝る部屋には長~い丸太が置いてあり
それを枕にして寝ているそうな。
火事が起これば丸太の端っこを一叩きすれば
飛び起きる!という寸法だったとか。
ここから、「叩き起こす」という言葉がでてきたらしい。
うぃ~、落語は奥深いねぇ♪
それにしても
三三師匠、師匠の小三治に似て
枕 がやけに長くなり始めたんではありませんかねぇ?!
どこかで叩き起こされることになりかねない(笑)