薬師寺のお坊さんが5人
奈良からおいでて
薬師悔過法要を行ってくださった。
東日本大震災で亡くなられた方々の七回忌追悼
五体投地をしながら節回しのある読経は
御霊を成仏させるだけでなく
今生きている人たちが生き抜くためへの
覚悟を意乗る(祈る)迫力
安波山展望台より眺める気仙沼の港
千の風になって の歌手、秋川雅史さんもゲストスピーカーとして
舞台にいらしたが、実は「仏師」という顔も持っていらっしゃるとのこと
最後に歌ってくださった「千の風になって」
厚みのある声が津波のように直に向かって来て
空気の圧力にノックアウトされてしまった。
「私のお墓の前で泣かないでください・・・」
35才の若さで亡くなった従妹
亡くなる前に自分のお葬式にこの曲を流してほしいと
云い置いて、逝ってしまったその従妹も
傍で一緒に聴いていたような気がした。