樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

岩手山

2016-07-26 22:58:00 | 日記
石川県の山、といえば 白山(しらやまさん)
岩手県の山、といえば、いわずもがな 岩手山

ひどい目に遭った・・・というような情報しか聞かなかった岩手山
見た目もどでかく、標高が2000mちょっとだからといって
決して侮れない、という思いでいた岩手山にいよいよ挑戦。

ある人は、富士山の縮小版だという

いくつかある登山口のなかで最もポピュラーな「馬返し」という
登山口から登ることにした。


キバナホトトギス


登山口は曇り、雨が降らないだけ感謝しなきゃ・・・と考えつつ
歩き始める。予定は登り4時間半

遮るものがない旧道(露岩帯)をやめ、新道の樹林帯を歩くことにする。
5合目あたりから雲の上へ突き抜けたようで、振り向けば
この通りの雲の海の向こうに 早池峰山の島



7合目に近くなるとこの高度感






7合目、旧道と新道がぶっつくところに鉾立がある。

望んでもこれだけの晴れはなかなかお目にかかれないはず。
碧空に感謝!

ここから避難小屋まで平行道を15分
それから火山の瓦礫?砂礫礫の山肌を40分歩くと
外輪山に着き、薬師岳頂上を拝むことになる。

砂礫はコマクサの群生地



所々の岩場に イワブクロ



1歩進んでは半歩下がるような砂礫

     
        外輪山の縁を歩いてその先のてっぺんへ

             
                荒々しい火口も垣間見ながら

              


雲の上を歩けそうな・・・
360度の展望


遥か彼方に、優美な鳥海山
もうすぐ行くから、待っててね。


蒼き空と美貌の雲
下界を忘れ自分の存在を消し
空に吸い上げられるあの感覚

望んでも、晴れの日に当たるかはその日にならないとわからない
現場に着いてみないとわからない。

そんな羨望の1日を、贅沢に山で過ごす



県を代表する山に
岩手県に棲む資格を認めてもらえたような
そんな眩い1日

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