今月も 笑って週末に突入!
10年目に突入したという
三三師匠の独演会
彼曰く、勉強会なんだそうだ。
あら、やだね~・・・という女形の台詞が
とても様になる今日この頃の三三師匠
中入り前は「文違い」
以前、武蔵小山に生まれ戸越銀座在住の
地元噺家、宮治さん版で聞いたが
彼のは勢いと三人の旦那衆の違いが絵に描けるくらいに
はっきりくっきり。一人4役の芝居を見ているようだった。
三三師匠のは、あっさりと笑いをとる大人の噺として
聴くには心地よい。
疲れた週末の笑いとしては三三に、
平日の娯楽としては宮治に 各々軍配を、てなところ。
仲入後、続けて2席
「短命」
(落ちは長命)
「茶の湯」
(長屋の大家さんが風流にも住人をよんでお茶を
振る舞おうとする噺だが・・・)
これは話芸というより顔芸を楽しませてもらった!
渋い顔ばかりしていた4月(まだまだ続く)
桜いろの明るさとは裏腹に暗いことが殆ど(だった)続く4月
笑ってすっ飛ばすしかないやもしれぬ。
江戸っこ?江戸語には 「過去形」はないそうだ。
ということは、現在と未来思考だけ。
う~ん、ちょいと深い言葉
今を生きる 落語かな。