樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

石徹白(いとしろ)

2011-10-10 23:26:33 | 日記
10月2日 歴史探訪(白山自然を考える会主催)に参加
郡上市白鳥町にある「石徹白」という村を訪れた。

ここは、白山登山の美濃禅定道の登山口
ここから三ノ峰に上がり別山経由白山へ通ずる道がある。
この日も和歌山の若者が一人、この登山口から白山を目指して歩いていった

歴史は古く、縄文時代にさかのぼる
西暦82年、伊邪那岐(イザナギ)・伊邪那美(イザナミ)のニ神が
善き「舟岡」が見つかったとここに社を立て「中居神社」(ちゅうきょ)
となし鎮座されたとされる。そしてここに千引岩(ちびきいわ)を引いた。

中居神社

           
                  


       

千引岩

                 


          
                   


奈良時代に白山を開いた僧、泰澄(たいちょう)大師が中居神社に詣で、
宮川の各霊地で行を積み、神のお告げによって白山に到着したとされる。
この時より白山信仰が広まっていく。

この村から車で15分、階段を412段上がると
「いとしろ大杉」が登山口に聳え立つ
樹齢1800年、幹まわり13メートル

       
              
     杉以外の草木が寄生して息づいている
                    


神社裏から徒歩15分
浄安杉 が天に向かって高く伸び上がる

           

               

千年以上の時を越え、杉は何を見続けてきたのか。
ここは「いとしろ」、白山登拝者の宿坊の地


               




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (樹間暮)
2011-10-11 22:45:11
海山人さん
こんばんは!
「いとしろ」は「大杉」形容詞
・・・のように「いとしろの大杉」と
こちらでは有名でした。

楢の老木・・・どちらまで?
なめこを取りに?
返信する
Unknown (海山人)
2011-10-11 19:07:08
こんな老木が、石徹白に存在してたんですね。
私も、明日、楢の老木に逢いに行きます、、、
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。