樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

日光白根山

2014-06-22 15:57:44 | 日記

弥陀ヶ池


行こう行こうと思っていてなかなか行けなかった日光白根山
人が少ないであろう 菅沼登山口から

     

                       
                        駐車場横の1本の木 二荒神様が守っていらっしゃるのか・・・

先週の山道とは打って変わって自然に近い山道
白樺、ダケカンバの林の道は



風が走る音、鳥の賑やかな掛け合い
木が朽ち果てた後にぽっかりと明く空と日差し
なのに、しっとりとした空気は
それはそれは優しい。
まったく人はいない。人気も霊気もなく
森に包み込まれる感覚
いい道!

         
          可憐なコミヤマカタバミ

2~3種類の鳥達がかけあっていのるを聞きながら
歩いていると飽きないし、疲れも感じないから 不思議

樹林帯を抜けるとぽっかりと
弥陀ヶ池に到着
山側に少しだけ シラネアオイ が2輪ほど淡い紫の花をさかせている



ここから先頂上までは、岩場と急登が続く
最後にいや~な岩をまたぎ越えると頂上手前ちいさなピーク

        
        案内板柱の向こう側が正真正銘の山頂

一旦下ってまた上がるとやっと山頂


ちょっと広くてわかりずらい
       

曇天で眺めはよろしくなかったが、五色沼は眺められた



朝車を走らせていると道路を横切るシカがいたが、
頂上にもこうしてシカ
お昼のお弁当をわけてもらっている


同じ岩場を下るのは嫌だったので、周遊コースとして五色沼へ下りることにした。
途中からダケカンバの林、雪渓の道

40分ほどで五色沼に到着
途中エゾノツガザクラも咲いていた
まだ花々はこれから、というほどに涼しい。

五色沼は明るいのにし~んと静か



ここはシカの水のみ場らしい
今年角がはえ始めた若いシカ
角がまだ柔らかそう


お昼を食べていたらなんだか後ろに視線を感じる
振り向くと雌のシカと目があってしまった。
急いで食べていたものを頬張る。シカも鼻がいいのだろうか。



             
              やっと咲き出した感じの 
                  白山よりちょっと背丈が低く小柄な ショウジョウバカマ

                        
                         五色沼の周りはちょっとした イワカガミの群生地


ここから20分ほど登ると
弥陀ヶ池に戻る
途中、食事中のシカに登山道をふさがれて
仕方なく私が獣道を通る。
奈良のシカの如く、人間が危害を与えないとわかると
シカも決して逃げない。

池のほとりから今日登った 日光白根山 を振り返る。


ここからまたあの山道をくだりつつ
雷鳴が聞こえ始めたんだけれど
なんだかこの樹林帯からでてしまうのがもったいなくて
鳥の声や、鼻をかすめるカツラの香り、風、緑のグラデーションをのんびりと身体にしみこませる。
今日は夏至
急ぐ必要はない


倒木から芽を出す若木





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2 コメント

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Unknown (樹間暮)
2014-07-05 12:43:16
ささみ さま

お忙しいのに訪問くださりありがとうございます!
岩場大好きなささみさまには物足りなく感じるかと思いますが、
それぞれの年齢や歩き方で愉しみ方があるというものかもしれません。
私はもっぱら樹林帯派(笑) 違った視点でご覧いただければ幸いです。
私、岩場だと足がすくみ、手に汗ばかりです・・・克服する方法教えてください!

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こんにちわ (ささみ)
2014-07-05 11:21:03
一係の同僚です。早速来て見ました。山の頂上看板とか懐かしいー。私が退屈な樹林帯と一蹴して歩き去った樹々にも、ダケカンバとか名前があったのですね(笑)樹林帯て、最初は感動するけど、下る時とか緑色の風景だったものです。ゆっくり登ると色々みることができるんですね。素敵。
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