樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

山歩きを諦めて・・・

2014-06-08 11:25:02 | 日記

伊豆 白浜海岸


土曜日に、アルバイトが入っていない娘と
論文(序章)書きに1週間没頭した頭をリセットしたいとの要望で
近くの山へ行く予定にしていた。

今は盛りの石楠花も美しい
天城山(万三郎山界隈)を4時間ほど歩く予定にしていた。

梅雨にはいってから降り続いていた雨はわかっていたけど
出発して途中でわかった大雨警報
それも途中の高速道路が通行止めになるほど
これは山は危ないぞ!と回避して
そのまま伊豆~下田へのドライブにスイッチ

下田は今では忘れ去れているが、娘も知っている江戸時代黒船が到着した港
海も美しく日本百選に選ばれているほど、こちらでは透明度の高い海

雨の中海岸線沿いに車を走らせる。
山から流れてくる川はまあなんと!濁流
これはひどく雨が降った証拠
(天城山では586ミリの雨が降って、6月1ヶ月に降る量をいっぺんに超えてしまった)

この海岸線上は温泉天国 4~5カーブほど進むと次の温泉が現れる
その昔火山が爆発して本州とくっついたらしい。地下にはマグマが・・・

白浜海岸にひっそりと佇む
白浜神社
ここに着く頃には青空が顔を出していた。



        霊験あらたかなご神木
              

幹の中には薬師如来様がおわします


樹齢2000年


嵐に耐え、日照りに耐え、暴風に耐え
ここで何を見、聴き、足を踏ん張っておられるのだろう



                   
                    本殿には脇の道からあがっていく
                    その道は穏やかで、鎮守の森に守られて柔らかな空気が漂う
                    本殿の屋根をちらっと拝見したけれど
                    どことなく伊勢神宮の本殿を思わせる威厳と神々しさが肌に響く


                    
ペリーの黒船がやってきた時もここから眺めていらしたのだろう

誰もいない下田のちょっとうらぶれた開国記念館
アフリカの喜望峰を回って7ヶ月を費やして日本にやってきたペリーの船団
投獄されてでもアメリカへ渡って見聞をひろげたかった吉田松陰
ハリス領事館の通訳を勤めたオランダ人

車も飛行機も、電話も無線も携帯も何もない江戸末期時代
今よりもっと
人間は未知の世界への挑戦を飽くなき希望をもって行う動物だと知る
タイムスリップ・・・



久し振りに新鮮な海鮮丼+自然薯のとろろと
太平洋の海原をながめながら、強風を受けながらのお決まりの露天温泉で締める

急場凌ぎのドライブツアー、少しはリセットできたかな。




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ナーム)
2014-06-09 20:12:01
もう、大学4年ですか、月日が過ぎるのは早いものですね。
僕も先月、万二郎、万三郎山を歩いて来ましたよ。
返信する
Unknown (樹間暮)
2014-06-09 22:01:03
ナームさま

こんばんは。
ナームさんも随分と足を伸ばしていらっしゃるんですね。
石楠花はいかがでしたか?
私は今月中に再度訪れてみようかと思っています。

娘の大学はちょっと変わっていて、3年から卒論を書けるようです。1年で書き上げて4年は就活に専念してもよし、2年費やして仕上げてもよし、なんだそうです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。