樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

ゆるゆる、ズーズーズ

2010-08-01 22:48:25 | 日記

土曜日、美術館でのライブコンサートへ行ったのだが、時間を1時間間違えて、
早く行ってしまった。着いてポスターをよくよく見たら、1時間間違えていたのです。
でもここは、美術館。それも無料で鑑賞できる作品がいくつかあるので
それを見ながらのんびりとゆらゆらと過ごす1時間。
いつもあくせくしているので、ちょっとした贅沢をした気分♪

           
            これがその無料で見られる作品のひとつ。
            美術館の中央に設置
            ヨーロッパのアーティストの作品で、名前は忘れたが、
            要するにプラントウオール
            その季節季節の草木を植えて壁にしている
            生垣のようなもの。
            私の好きなシュウカイドウや萩、ヤツデなどなど
            たくさんの種類の草木が植えられている。

これを涼しい館内から鑑賞するのです。鳥も飛んでくるので、一緒に鑑賞できます。
それも木製の真っ赤な花柄のロッキングチェアーが一列に並んでいて(これも作品)
それに座ってゆらゆらとしながら、鑑賞できるのです。
いろいろなトライアルのような試み?作品があるものです。


ここでゆらゆらとしていたせいか、
突然、おそばが食べたくなって、車で40分、海の近くのちょっぴり懇意にしているお蕎麦屋へ飛んで行ってみました。
来た甲斐がありました!
オヤジさん、私達の顔をみて、ちょっと待っててねって、そばを打ってくださいました。
       今日は天ざる、てんぷらは抹茶塩でいただきます。
        
        待っている間に、そば茶とそばかりんとうがでてきます。

うちたてのそばは、湯がく時間がなんと1~2分、そばの香りもコシも申し分ありません。
一気に物も言わずに食べて、やっと食べ終わってからオヤジさんとしばしお話。

北海道のそば粉は新そばが出るのが本州より早く、9月の終わりには出回るそうで、
その頃、10割そばを打ちましょう!と。
そして本州の新そばが出回る11月頃、本州のそば粉で10割そばを打ちましょう、
食べ比べてみてください、と!!
なんとありがたき幸せ~
伺います!伺います!
まっ、その前にまた食べに来ますから!と、お店をあとにしました。

オヤジさん、そばの如く、細く長くいつまでもお元気で、そば打ってくださいまし!

邦楽ユニット

2010-08-01 21:32:17 | 日記
友達が太鼓仲間4人で邦楽ユニットを結成して10年になる。
太鼓がメインだった演奏が、それぞれ好きな楽器を習うようになり
三味線と篠笛が加わった。
アメリカへも演奏旅行をし、ワークショップをひらき、精力的に活動をしている。
その名は「ゆずり葉」
http://yuzuriha-music.org/
(演奏映像も掲載されてます!)

このユニットに作曲をしたり指導をしてくれている 津軽三味線および笛奏者の
木村俊介氏のライブが土曜日、7月31日に金沢21世紀美術館地下のシアター21で
行われた。 音象(いんしょう) と名づけられたライブ

3年前金沢でライブを行った際、座席の後ろからあの篠笛の音に突然襲われた。
篠笛のピ~ンと張ったまっすぐな音、一本の糸のような音、
その印象があまりにも強かったが、果たして今回は?

笛・津軽三味線の他に琴とバイオリンとのコラボレーション
一見合うのだろうか?と思うのだが、バイオリンは胡弓のごとく、
琴はハープのような華やかさと、パーカッションのようなリズム楽器にもなりえて
はたまた、和楽器独特の柔らかな風のごとくの音にもなり、不思議と融合された
コラボレーションとなる。

間という意味の「あわい」
日本海をイメージした「海へ」
などなど2時間にわたり即興も含めての演奏だった。

最後の曲目は
「隣砂」(りんさ)、偶然に隣り合わせた砂と砂のように・・不思議な縁を頂く・・・
との思いを込めた曲だったが、
2小節目くらいで、私の琴線にふれてしまった。

http://insho.kmlw.net/cd.html
(数曲視聴可能)

あの篠笛の音、
山の頂で、それも月夜の晩に、聞いてみたい!