チェコ暮らしの記録

チェコのプラハでの生活

バースデー・デート

2013年02月26日 | 最愛の夫を亡くして
2月は私の誕生月です。
2年前の私の誕生日、その数日前から急に食欲が落ちたダーリンは、「今日はケーキを食べなくちゃね。」と頑張ったけれど、わずかしか食べられませんでした。
そして、翌日に不測の事態が…

そんなつらい思い出のバースデーですが、今年は誕生日の翌日にダーリンとデートに出かけました。

≪ドラマチック・タンゴ「新黄金世代の巨匠たち」≫いうコンサートで、アルゼンチンタンゴの楽団が奏でるロマンティックな音楽と、ダンサーの情熱的なタンゴの両方が楽しめる(歌もあり)、うっとりするようなステージです。

なぜタンゴで、アルゼンチンか。
このブログのリンク元になっている、私たち夫婦のホームページを開設したとき、私の自己紹介に「行きたい国はオーストリアとアルゼンチン」と載せています。
ウィーンとともに、ダーリンとの旅行候補にずっと挙げていたところなのです。

一緒に現地でダンスを見ることはかなわなかったけれど、本当に素敵なステージでした。

パフォーマンスを観ながら、横にいるダーリンに「素晴らしいね。」「見て!あのバイオリンの人、楽しそうにステップ踏んでる。」と話しかけていたのですが、途中でハッと気づきました。
私の右隣は空席だったのです。その隣の席には観客がいるし、私の左横も人がいます。なぜか私の右の席がぽっかり空いていて、私は自然に右に向かって、話しかけていたのです。
ダーリンひでは、その席で一緒に観ていたのです。絶対そうです!!

翌日そのことを話したら、聞いていた人が思いっきりひいたので、もう話さないことにして、ここだけに書いておきます(笑)
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