★当ブログは、管理人自身の体験および収集した情報をもとに、自分の言葉で書き綴っています。無断転載および流用は、固くお断りします。
咽頭がんで放射線治療を受けられて、後遺症で食事に苦労しているかたは多いでしょう。「(治療後の)父が食べられるものが見つからず、母がノイローゼになっています。」という相談も見かけます。
少しでも参考になればと、ダーリンひでの場合の食事について、書いていきます。○は食べやすいもの、×は食べにくいもの、あくまでダーリンの意見です。
その1<果物編>
◎柿…唾液が少なくてもツルリとのどに通るし、味も感じやすい。
○バナナ…甘味を感じやすく、のども通る。
○ぶどう…つるんと通りやすい。レッドグローブは皮ごと食べられる。
○アボカド…もともとダーリンの好物。味はあまりしないが、のどは通る。
△キウィ…治療終了直後は口内がピリピリしたが、いまは平気。
△メロン…味は感じにくいが、のどは通る。
△伊予柑…味はまあ分かる。飲み込めるが、のどにくっついて残ってしまう。
△グレープフルーツ…果汁が多くないとパサパサに感じる。
×なし…タコ糸をかじっているような感覚。味もまったくなし。
×スイカ…味をまったく感じない。
×りんご…繊維が気になる。
×きんかん…皮がパラパラと口内に散らばって、のどに落ちず。
柿が楽々と口からのどに落ちることが分かったとき、しかも味を感じるのが嬉しくて、ダーリンひでは毎日食べていました。
バナナ、キウィ、いちご等いずれもヨーグルトをかけると食べやすさがアップします。最近のお気に入りは、果物にプレーンヨーグルトをかけて、上につぶあんを添えたもの。「免疫力を高めるメニュー」という本に、バナナを使ったバランスのよい組み合わせとして紹介されていたのですが、キウィを混ぜてアレンジしています。味覚のうち最初に戻ったのが甘味なので、あんで食が進むようです。
咽頭がんで放射線治療を受けられて、後遺症で食事に苦労しているかたは多いでしょう。「(治療後の)父が食べられるものが見つからず、母がノイローゼになっています。」という相談も見かけます。
少しでも参考になればと、ダーリンひでの場合の食事について、書いていきます。○は食べやすいもの、×は食べにくいもの、あくまでダーリンの意見です。
その1<果物編>
◎柿…唾液が少なくてもツルリとのどに通るし、味も感じやすい。
○バナナ…甘味を感じやすく、のども通る。
○ぶどう…つるんと通りやすい。レッドグローブは皮ごと食べられる。
○アボカド…もともとダーリンの好物。味はあまりしないが、のどは通る。
△キウィ…治療終了直後は口内がピリピリしたが、いまは平気。
△メロン…味は感じにくいが、のどは通る。
△伊予柑…味はまあ分かる。飲み込めるが、のどにくっついて残ってしまう。
△グレープフルーツ…果汁が多くないとパサパサに感じる。
×なし…タコ糸をかじっているような感覚。味もまったくなし。
×スイカ…味をまったく感じない。
×りんご…繊維が気になる。
×きんかん…皮がパラパラと口内に散らばって、のどに落ちず。
柿が楽々と口からのどに落ちることが分かったとき、しかも味を感じるのが嬉しくて、ダーリンひでは毎日食べていました。
バナナ、キウィ、いちご等いずれもヨーグルトをかけると食べやすさがアップします。最近のお気に入りは、果物にプレーンヨーグルトをかけて、上につぶあんを添えたもの。「免疫力を高めるメニュー」という本に、バナナを使ったバランスのよい組み合わせとして紹介されていたのですが、キウィを混ぜてアレンジしています。味覚のうち最初に戻ったのが甘味なので、あんで食が進むようです。
私も中咽頭がん(ステージ4)でした。
09年2、3月に抗がん剤と放射線治療。4月に転移したリンパを取る手術をして、現在は自宅療養中です。
同じ病気になった方々の様子(回復ぶり)を知りたく、色々ブログなどを探し、このブログも最近知って読ませてもらってます。
私もまだいくつか副作用が残っているのですが、特に唾液が回復する気配がありません...。個人差があるからと、医者は回復する時期を明言することもないので、余計不安があります。
なので、いまもテルミールのお世話になっています。
過去のブログを拝見しますと、ご主人は2年くらい前に放射線治療をされていますが、現在も唾液は出ていないのでしょうか?
それとも多少は出るようになりましたか?
差し支えなければ教えてください。
コメント、ありがとうございます。
同病のかたに出会えるのは稀ですので、お話しできてうれしいです。
放射線はうちの主人とちょうど1年違いですね。
ブログを読み返してみると、主人の場合は、その年の8月ごろから少しずつ戻り初めたようです。抗がん剤が6月いっぱいかかったので、口内が落ち着いてきた頃から、唾液腺を刺激する工夫を続けました。
毎月の診察で戻り具合を「○割」と答えるのですが、1年後には6割ほど回復していたように思います。
お米も(食べ方を工夫しながら)早い段階で食べておりました。「汁物や水の力を借りて飲み込まなくても食べられるのですか!?」と医師に何度も確認されたものです。
就寝前に口腔保湿液でうがいしていましたが、ここ1年はそれも不要になりました。食べ物も、食べやすい食べにくいはあっても、ほとんど普通食です。
SYさんが受けられたのは、IMRTではなく通常照射ですか?
テルミールということは、失礼ですが胃ろうをお使いなのでしょうか。
SYさんも努力していらっしゃると思いますが、少しずつでもよいので、一日も早く回復されるとよいですね。
ご回答ありがとうございます。
たぶん私は通常照射だと思います。
(今度IMRTと言うものを勉強します)
私は胃ろうはしておりません。
(食べれない時は思い切りやせましたね...)
1年後には6割ほど回復ですか?
放射線の照射方法で差があるのかも知れませんね。
今後もブログでご主人の食事について教えてください。
また『口腔保湿液』とはマツキヨなどのクスリ屋さんで手に入るものでしょうか?
私も夜中に口が渇いて目が覚めてしまいます。
朝起きた時など、口が渇いてしまい言葉が話しづらくなります。
今後とも宜しくお願いします。
IMRTは、簡単にまとめると、腫瘍の形にそって(周りを避けて)、集中的に照射する方法です。皮膚から腫瘍までの途中に他の器官があっても、その部分には強くあたらないようにします。
2009年4月に健康保険適用になるまでは、高度先進医療として限られた施設だけで実施が認められていました。
全額患者負担ですから、通常の放射線治療費用のほかに、80万円弱を前金で払いました。
ただし、お金を払って希望すれば誰でも受けられるわけではなく、「照射範囲に保護すべき器官がある」などの条件があり、主人の場合は唾液腺のダメージを避けるために適用になりました。
保険適用になってからは多くの機関で実施されていますが、施設によって技術の差が大きい治療です。
SYさんは通常照射を受けられていますが、50グレイを超えると確実に唾液腺はダメージを受けますから、主人よりは回復に時間がかかっていると思われます。
ただ、照射後にサルベージ(=救済)手術を受けられているということは、最大照射(70グレイ)はされていないのでしょうか。
長くなるので分けます。
医療用商品と一般商品があります。
医療用は、咽頭がん治療の後遺症のために発売されたもので、サイトを開設したり本を出版したりして患者さんのQOL向上に熱心に取り組んでいる静岡のがんセンターが、メーカーと協力して開発したものです。
■サンスター バトラー口腔ケアシリーズ
※このコメントはURL入力ができないので、上記の文字をコピーして検索してください。
一般商品では、乾燥を防ぐと書かれた「デンタルリンス」などがドラッグストアに置かれていますが、有名どころの普及品はあくまで一般の人向けで、治療の後遺症対策にはならないように思います。
主人が気に入っていた商品はこちらです。
■ライオン とろーりデントヘルスマウスローション
主人もよく口内が乾いて、夜に目を覚ましてうがいしていましたが、これで楽になったようです。私の住む地域では、なぜかホームセンターの1店舗だけで買えましたが、ドラッグストアでも見つかると思います。
SYさんの書き込みは主人も読んでおります。
治療後、病院のスタッフに繰り返し言われたのは「唾液回復のために、とにかく何度でもうがいをすること。」だそうです。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
IMRTについて、詳しい情報ありがとうございます。
私の放射線は60グレイと聞いています。
また保湿剤についても情報ありがとうございます。
さっそくドラッグストア巡りして探してみます。
唾液回復にうがいですか。
私も回復目的に限らず、口が渇くので、頻繁にうがいはしていますね。
今後とも宜しくお願い致します。
口内炎が消えて、流動物がのどをとうるのか
胃ろうから3か月カロリーとっていてもぜんぜんだめで足にけいれんがおきて、いまだ吐き気もあります。未知なる経験ですのでぜひアドバイスお願いします。
ターニャさんのご主人がお使いの保湿剤をドラッグストアで見つけました。
(ライオン とろーりデントヘルスマウスローション)
さっそく、昨日の寝る前に試しました。
口の渇きが落ち着き、だいぶ楽でしたね!
しばらく使ってみようかと思います。
本当にありがとうございました!
吉原さん大変ですね。私も先生が顔をそむけるほど口内炎が酷かったんです。
退院後はパンや麩をミルクに浸したり、雑炊をプロセッサーで粉砕して飲んでました。
半年ぐらいかけて少しずつ食べれるようになると思います。頑張って下さい。
めげずに うがい うがい。