竹内まりやのCDが安いので買おうかどうか迷っている。
それにしても
不思議なピーチパイという曲は
タイトルも内容も不思議。
だいたいピーチパイってなんだよ。
今まで見たことない。
ミートパイ
アップルパイなら見たことあるが
ピーチパイって
そりゃ歌にしてるんだから
あることはあるんだろうけども。
あ、そうか。
すごくめずらしいものだからこそ
不思議なモノということで
不思議なピーチパイと言ってるんだ。
そうか。
でも
何で曲のタイトルにしなければならないんだろ。
不思議と言えば
私の4歳上のお従姉さんが
風邪のひき始めというので
私が葛根湯をすすめ、さらに
漢方薬は効き目はゆっくりだが副作用は少ない
いわゆる「私の肌に合う」みたいなことを力説したら
お従姉さんが「ふん」と鼻息をし
渋い表情をする。
で、こう述べるのだ。
「漢方薬に頼るのは、中国に頭を下げるみたいで使いたくない」
はぁ?
「漢方薬って中国のモノでしょう」
「アタシ、中国が嫌いなの」
でもですよ。お従姉さん、ラーメン好きでしょ。
ラーメンって、元々、中国の料理ですよ。
ラーメンが好きで今でもよく食べてるのに
なぜ漢方薬は「意地でも使いたくない」っていうんです?
「ラーメンはもはや日本の料理なの」
「漢方薬は違う。そこまでいってない」
私も中国、というより現在の中国共産党政権は嫌いだが
坊主に憎けりゃ袈裟までという考えにはいたってはいない。
とにかく
人間年を取るとそれぞれ
家族さえも理解できない不思議なこだわりを持つようになるようだ。
私の父も不思議なこだわりを持っていた。
カップ麺を食べる時、冷蔵庫の余り野菜を強引に入れようとする。
ふたがもやしで持ち上がり閉められぬ。
たとえば、生のもやしをのせてお湯を注ぐ。
もやしに湯通しぐらいすればいいものを。
3分経って
ふたを開けてススるが、当然、ぬるくマズくなってる。
そのぐらいのもやしで
栄養的にほとんど変わらないのに
カップ麺イコール野菜不足イコール不健康というイメージを抱いているので
ほんの少しでも、もやしをいれることによって
カップ麺を食べるという背徳感をやわらげ、同時に
「健康に配慮している自分」という存在を意識したいのである。
カップ麺は普通に作って普通に食べて
その後、野菜ジュースでも飲めばいいんじゃない?
何度、こう父に言ったかしれない。