はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

もうすぐ節分

2022-01-17 15:59:22 | 昭和

ついこの間、年が変わったと思ったら

もう節分が近くなった。

光陰矢の如しとはよくいったもんだ。

だいたいこういうふうに言ったりするのはジジイである。

 

高校生のキミ!

 

卒業文集に使ったりしないだろうな。

 

今年は

「オミクロンは外!福はうち!」

と言いたくなるが

来年はそうならぬよう願いたい。

 

節分で思い出すのは

幼稚園児の頃だから

55年も前ということになるか

やぎさわ団地に住んでたんだけど

近くの東伏見稲荷に行ったら

『てんぷくトリオ』が裃をつけて豆まきをしていた。

三波伸介の投げた豆が

肩車をされている私にめがけて飛んできたのだ。

このとき私は思わず

こう叫びましたね。

 

 

「びっくりしたな、もう~」

 

マジです。

 


各々のしっくりくる感じ

2022-01-17 09:12:13 | いろんな人々

小学生時代のクラスメイトの

小出くんのお宅に泊まった時

いっしょに風呂に入った際に気づいたことだが

彼は、白いブリーフの中に

ランニングシャツの裾を入れ込むのだ。

私がシャツの裾をブリーフの外にシャツを出したまま

寝巻のズボンをはこうとするとすると

「ホラ、だらしないな。手伝ってやるよ」

と言って、私のシャツの裾をブリーフに入れようとする。

「おいおいちょっと待てよ」

私は慌てて腰を引く。

 

彼はそれがブリーフとシャツの着方の常識

世の中の常識だと信じ込んでいる。

笑っちゃうことに

彼の一つ上の兄貴

加えて二つ下の妹も

ブリーフおよびパンティの中に

肌着の上着の裾を中に押し込んでいる。

彼らがずらり下着姿で並んでいる光景は

いまだに忘れることができない。

 

かくいう私もこれじゃないとしっくりゆかぬということがある。

 

それはパックの寿司を食べる順番である。

スーパーの総菜コーナーで売っている

10個入り580円のやつ。

値段に無頓着な男(夫)が買いに来るような土曜日曜には

同じようなラインナップなのに

680円になる。

スーパーもせこい。

 

 

私はどんなネタがあろうと

エビを最後に食べることにしている。

順番なんて考えないで

無意識につまんでいたとしても

いつのまにかエビが最後になっている。

エビが最後でないと

しっくりこない。

ああ、美味しかったと

お茶を飲んで

締めくくることができない。

 

以前

私に対して悪感情を抱いている姪っ子と

母の葬式の席で食卓を共にしたが

彼女の寿司をつまんでいる姿をちらちら観察してたら

全く私と同じ順番で寿司を食べていた。

 

ハハハ。

もちろん

最後は

エビだった。

血は争えないってことかしら。

 

 

 

 


不思議なこだわり

2022-01-17 02:01:44 | 日記

竹内まりやのCDが安いので買おうかどうか迷っている。

 

それにしても

不思議なピーチパイという曲は

タイトルも内容も不思議。

だいたいピーチパイってなんだよ。

今まで見たことない。

ミートパイ

アップルパイなら見たことあるが

ピーチパイって

そりゃ歌にしてるんだから

あることはあるんだろうけども。

あ、そうか。

すごくめずらしいものだからこそ

不思議なモノということで

不思議なピーチパイと言ってるんだ。

そうか。

でも

何で曲のタイトルにしなければならないんだろ。

 

不思議と言えば

私の4歳上のお従姉さんが

風邪のひき始めというので

私が葛根湯をすすめ、さらに

漢方薬は効き目はゆっくりだが副作用は少ない

いわゆる「私の肌に合う」みたいなことを力説したら

お従姉さんが「ふん」と鼻息をし

渋い表情をする。

で、こう述べるのだ。

「漢方薬に頼るのは、中国に頭を下げるみたいで使いたくない」

はぁ?

「漢方薬って中国のモノでしょう」

「アタシ、中国が嫌いなの」

でもですよ。お従姉さん、ラーメン好きでしょ。

ラーメンって、元々、中国の料理ですよ。

ラーメンが好きで今でもよく食べてるのに

なぜ漢方薬は「意地でも使いたくない」っていうんです?

「ラーメンはもはや日本の料理なの」

「漢方薬は違う。そこまでいってない」

 

私も中国、というより現在の中国共産党政権は嫌いだが

坊主に憎けりゃ袈裟までという考えにはいたってはいない。

とにかく

人間年を取るとそれぞれ

家族さえも理解できない不思議なこだわりを持つようになるようだ。

 

私の父も不思議なこだわりを持っていた。

カップ麺を食べる時、冷蔵庫の余り野菜を強引に入れようとする。

ふたがもやしで持ち上がり閉められぬ。

たとえば、生のもやしをのせてお湯を注ぐ。

もやしに湯通しぐらいすればいいものを。

3分経って

ふたを開けてススるが、当然、ぬるくマズくなってる。

そのぐらいのもやしで

栄養的にほとんど変わらないのに

カップ麺イコール野菜不足イコール不健康というイメージを抱いているので

ほんの少しでも、もやしをいれることによって

カップ麺を食べるという背徳感をやわらげ、同時に

「健康に配慮している自分」という存在を意識したいのである。

 

カップ麺は普通に作って普通に食べて

その後、野菜ジュースでも飲めばいいんじゃない?

何度、こう父に言ったかしれない。