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"CANON PowerShot G1X MarkⅢ"のライバル比較(その1:Panasonic LUMIX DMC-LX100)

2017-10-18 23:23:23 | 日記

"CANON PowerShot G1X MarkⅢ"のライバル比較をしてみようと思うのですが、なかなか良いライバルが見当たりません。

APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載し、ズームレンズ搭載のものが見当たらないのですが、単焦点のカメラは程々(リコー GR II、FUJIFILM   X100F等)あるようです。

イメージセンサー"1型"のカメラであればかなりの数がありますが、それでは少し比較対象として弱すぎます。

4/3のイメージセンサーでズームレンズ付きので"Panasonic LUMIX DMC-LX100"が比較対象としてまずますかも知れません。
既に現行品ではないようで、Panasonicのオンラインショップでも商品検索で見つかりません。
 ※近頃の噂では"LX100"の後継機(?)が出てきそうな感じでもあります。

両機種ともバッテリー&メモリーカード込で"400g"以下というのは結構な努力の結晶ものだと思います。

比較するためにスペック表を基に纏めてみると様々な特徴が分かる気がします。

"PowerShotG1X"シリーズを基にした比較表に"LX100"の該当項目を記入しているので、"LX100"ならではの項目については情報不足となっていますが、ご了承ください。


    PowerShotG1X MarkⅢ DMC-LX100
  発売開始 2017年11月(予定) 2014年11月
  価格(MarkⅢはキヤノンオンラインショップ価格:2017年10月17日、) 127,500円 約6万円(発売当初は約10万円)
サイズ 大きさ 115.0×77.9×51.4mm 114.8×66.2×55.0mm
  重さ(メモリーカード・電池含む) 約399g 約393g
イメージセンサー関連 撮像素子のサイズ APS-C:22.3×14.9(332.27mm2 4/3型:17.3×13mm(224.9mm2
  総画素数 約2580万画素 1684万画素 
  静止画の最大サイズ 6000×4000 【3:2】 4112×3088【4:3】
  動画形式(サイズ:フレームレート) MP4(FullHD:1920×1080:60fps) MP4(4K動画:3840×2160:30fps)AVCHD Progressive
1920×1080(FHD/60p:約28Mbps)、60p記録(センサー出力60コマ/秒)
AVCHD
1920×1080(FHD/60i:約17Mbps)、60i記録(センサー出力60コマ/秒)
1920×1080(FHD/30p:約24Mbps)、60i記録(センサー出力30コマ/秒)
  画像処理エンジン DIGIC 7 ヴィーナスエンジン
AF方式 AF方式 デュアルピクセルCMOS位相差AF コントラストAF
空間認識AF(DFD)
連続撮影 AF固定 9枚/秒 SH:40コマ/秒(電子シャッター)、 H:11コマ/秒(電子/メカシャッター)
AF追従 7枚/秒 6.5枚/秒
露出制御 測光方式 評価、中央部重点平均、スポット マルチ測光/中央重点測光/スポット測光
露出補正 ±3(1/3段ステップ) ±3(1/3段ステップ)
ISO感度 オート、100~25600  
  ファインダー EVF(0.39型有機EL:約236万画素ドット) フィールドシーケンシャル方式 / 約276万ドット相当 、アイセンサー
約100% / 約1.39倍(35mm判換算:約0.7倍)(-1m-1 50mm無限遠時)
-4.0~+3.0(dpt)
  デジタルズーム 4倍 4倍
レンズ性能 光学ズーム 3倍 3.1倍
35mm版換算地 24~72mm 24~75mm
実焦点距離 15~45mm 10.9~34mm
開放F値 F2.8~5.6 F1.7~2.8
レンズ構成 8群9枚(両面非球面レンズ3枚、片面非球面レンズ1枚) 8群11枚(非球面 8面 5枚)LEICA DC VARIO-SUMMILUX
ワイド端 10cm MF、マクロ等:3cm/【通常】50cm
テレ端 30cm MF、マクロ等:30cm/【通常】50cm
液晶モニター サイズ 3型 3型
解像度 約104万ドット 92万ドット
アスペクト比 3:2 3:2
オープン角度 バリアングル:開閉角度約175 度, 回転角度約270 度 モニターは固定式
タッチパネル ×
  シャッタースピード 1~1/2000秒(オート)、30秒~1/2000秒(マニュアル)、バルブ機能有 静止画:60秒~1/4000秒(メカシャッター)、1秒~1/16000秒(電子シャッター)、T(タイム)(最大約120秒)
       
  記録媒体 SD、SDHC、SDXCカード(UHS-1対応) SD、SDHC、SDXCカード(UHS-ⅠU3対応)
  バッテリー バッテリーパック NB-13L バッテリーパック DMW-BLG10
  USB充電 ×
  ウォータープルーフケース WP-DC56:41,800円 ×
  防塵防滴 ×
インターフェイス 無線LAN(Wi-Fi)
NFC
Bluetooth ○(ver4.1) ×
ケーブルレリーズ ○:リモートスイッチ RS-60E3(2,500円) ×
USB Hi-Speed(2.0):マイクロUSB Hi-Speed(2.0):マイクロUSB
HDMI端子 ○(micro:TypeD) ○microHDMI Dタイプ(VIErAリンク)
PictBridge <不明>
アナログ端子 × 8pin AV/USB兼用ジャック(オプション:DMW-AVC1)
  フィルター径 <不明> 43mm
  レンズフード LH-DC110(5,000円) ×
  アクセサリーシュー

かなり明るいレンズを搭載した"LX100"はストロボ内蔵しないという割り切りをしています。


CANONは"4K動画"を一般的なカメラに搭載しない感じです。

PanasonicはTV・レコーダーも作っており、4Kテレビを普及させたいという事もあるのでしょうが、"4K動画"機能を搭載しているカメラが結構あります。
4K動画からの静止画切り出しも"推し"の機能と思われます。

4K動画の為にという事なのでしょうかメモリーカードに関しても"SDXCカード UHS-ⅠU3"対応という記述があります。


 

AF固定の連写に関しては電子シャッターが使えるLX100が有利なのですが、AF追従ではどちらも同じぐらいです。
Panasonicの"空間認識AF"がコントラストAFにもかかわらず有効に働いているのだと思います。


画像処理エンジンに関してはCANONはバージョン情報を開示し"新しくなった感"をのアピールを多いにしている感じなのですが、
Panasonicではあえてそのことについては謳っていない感じです。


パナソニックはいかにしてデジカメ業界をリードしてきたのか? LUMIX 15周年記念インタビュー第1弾 - デジカメ Watch
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/special/lumix15th/1031963.html

 

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